ロシアがクリミア半島とカスピ海を通じてイランの弾道ミサイルを導入する計画だと、ウクライナが主張した。イランがロシアに先端精密弾道ミサイルを送るのは今回が初めて。
英国経済週刊誌エコノミストは7日(現地時間)、ウクライナ情報当局の関係者を引用し、「ロシアはイランからファテフ(Fateh)110とゾルファガール(Zolfaghar)ミサイルを導入することで合意した」と報じた。航空便ではクリミア半島に、海上ではカスピ海を経てロシアの港に入る。
ウクライナメディアのキーウポストもこの日、ウクライナ軍情報部のスキビツキ副部長の発言を引用し、「ロシアがイランから弾道ミサイルを購入する計画」と伝えた。スキビツキ副部長は「ロシアがこの武器でウクライナに対するミサイル攻撃を倍に増やす危険がある」と警告した。イランのミサイルの射程距離は300-700キロ。
ウクライナ軍当局はロシアがイランのミサイルをウクライナ北部国境付近に配備すると予想した。ウクライナ空軍のイグナト報道官はこの日の会見で「我々は弾道ミサイルに対抗する効果的な防御手段がない」とし「軍最高指導部と我々のパートナーは新たな脅威に対抗する方法を探すために努力している」と述べた。
◆「イラン、ロシアに武器1000個送る準備」
ウクライナ軍情報機関はロシアの弾薬不足が深刻な状態と把握している。
これに先立ちCNNは、イランがロシアに自爆用ドローンや地対地短距離弾道ミサイルなど武器計1000個を追加で送る準備ができていると報じた。これを通じてロシア軍が戦場で大きな力を得るとCNNは分析した。
イラン側はロシアにミサイルを支援した事実がないと否認している。イランのアブドラヒアン外相は5日、国営IRNA通信に「イランがロシアに短距離弾道ミサイル提供したという主張はすべて偽り」と一蹴した。
◆ウクライナ、ナサムス導入
この日、ノルウェー・スペイン・米国などから先端地対空ミサイル体系「ナサムス(NASAMS)」がウクライナに初めて引き渡された。レーダー誘導ミサイルを備えたナサムスは戦闘機・ドローン・クルーズミサイルを迎撃できる中短距離防空網。
ウクライナのレズニコフ国防相はこの日、ツイッターで「ナサムスとアスピーデ(Aspide)中距離地対空防空システムがウクライナに到着した」とし「この武器で我々の敵(ロシア)の目標物を撃墜する」と強調した。
英国経済週刊誌エコノミストは7日(現地時間)、ウクライナ情報当局の関係者を引用し、「ロシアはイランからファテフ(Fateh)110とゾルファガール(Zolfaghar)ミサイルを導入することで合意した」と報じた。航空便ではクリミア半島に、海上ではカスピ海を経てロシアの港に入る。
ウクライナメディアのキーウポストもこの日、ウクライナ軍情報部のスキビツキ副部長の発言を引用し、「ロシアがイランから弾道ミサイルを購入する計画」と伝えた。スキビツキ副部長は「ロシアがこの武器でウクライナに対するミサイル攻撃を倍に増やす危険がある」と警告した。イランのミサイルの射程距離は300-700キロ。
ウクライナ軍当局はロシアがイランのミサイルをウクライナ北部国境付近に配備すると予想した。ウクライナ空軍のイグナト報道官はこの日の会見で「我々は弾道ミサイルに対抗する効果的な防御手段がない」とし「軍最高指導部と我々のパートナーは新たな脅威に対抗する方法を探すために努力している」と述べた。
◆「イラン、ロシアに武器1000個送る準備」
ウクライナ軍情報機関はロシアの弾薬不足が深刻な状態と把握している。
これに先立ちCNNは、イランがロシアに自爆用ドローンや地対地短距離弾道ミサイルなど武器計1000個を追加で送る準備ができていると報じた。これを通じてロシア軍が戦場で大きな力を得るとCNNは分析した。
イラン側はロシアにミサイルを支援した事実がないと否認している。イランのアブドラヒアン外相は5日、国営IRNA通信に「イランがロシアに短距離弾道ミサイル提供したという主張はすべて偽り」と一蹴した。
◆ウクライナ、ナサムス導入
この日、ノルウェー・スペイン・米国などから先端地対空ミサイル体系「ナサムス(NASAMS)」がウクライナに初めて引き渡された。レーダー誘導ミサイルを備えたナサムスは戦闘機・ドローン・クルーズミサイルを迎撃できる中短距離防空網。
ウクライナのレズニコフ国防相はこの日、ツイッターで「ナサムスとアスピーデ(Aspide)中距離地対空防空システムがウクライナに到着した」とし「この武器で我々の敵(ロシア)の目標物を撃墜する」と強調した。
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