先月29日に起きた梨泰院(イテウォン)惨事当時、韓国に休暇で遊びに来ていたパキスタン人が意識を失って倒れた人々に心肺蘇生術(CPR)を行うなどの救助活動を行って4人の命を救った事実が伝えられた。
2日、韓国メディア「JTBC」によると、看護師として7年間大学病院で働いているパキスタン人のムハンマド・シャビルさんは先月、兄のアメッドさんに会うために休暇で韓国に遊びに来て、事故当日の29日夜は兄と一緒に梨泰院を訪れていた。
シャビルさんはやっとの思いで人波をかき分けて抜け出したころ、四方から悲鳴が聞こえ、多くの人々が意識を失って倒れていく様子を目撃したと説明した。
シャビルさんはJTBCとのインタビューで「正確には思い出せないが、15~20人ほどにCPRをした」とし「人々の脈拍と呼吸をチェックした。反応段階を見守ったが、どのような反応もなかった」と当時の悲惨な状況を伝えた。
ムハンマド兄弟は事故翌日の10月31日午前7時30分まで現場に留まって救助活動と事故収拾を手伝い、シャビルさんの応急処置で計4人が意識を取り戻すことができた。
兄のアメッドさんは「疲れたが大丈夫だ。一人の人間としてすべきことができたのでよかった」としながら「より多くの生命を救うことができなかった点は今もまだ悲しい」と残念な心境を吐露した。
2日、韓国メディア「JTBC」によると、看護師として7年間大学病院で働いているパキスタン人のムハンマド・シャビルさんは先月、兄のアメッドさんに会うために休暇で韓国に遊びに来て、事故当日の29日夜は兄と一緒に梨泰院を訪れていた。
シャビルさんはやっとの思いで人波をかき分けて抜け出したころ、四方から悲鳴が聞こえ、多くの人々が意識を失って倒れていく様子を目撃したと説明した。
シャビルさんはJTBCとのインタビューで「正確には思い出せないが、15~20人ほどにCPRをした」とし「人々の脈拍と呼吸をチェックした。反応段階を見守ったが、どのような反応もなかった」と当時の悲惨な状況を伝えた。
ムハンマド兄弟は事故翌日の10月31日午前7時30分まで現場に留まって救助活動と事故収拾を手伝い、シャビルさんの応急処置で計4人が意識を取り戻すことができた。
兄のアメッドさんは「疲れたが大丈夫だ。一人の人間としてすべきことができたのでよかった」としながら「より多くの生命を救うことができなかった点は今もまだ悲しい」と残念な心境を吐露した。
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