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韓国首相、「梨泰院惨事」外信記者会見での“笑いながら言葉遊び”が問題に

ⓒ 中央日報日本語版

韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相が1日午後、ソウル中区(チュング)プレスセンターで開かれた梨泰院惨事関連の外信記者懇談会で発言している。[写真 韓国総理室]

韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相が梨泰院(イテウォン)惨事関連の外信記者会見で冗談を言ったり笑う様子を見せたりするなど不適切な態度を取って問題になっている。



韓首相は1日午後、ソウル中区(チュング)プレスセンターで外信を対象にした記者会見で約2時間20分ほど質疑応答をやりとりした。


米NBC放送記者は「若い青年がそこに行っていたのは間違いなのか。誰の間違いでもなさそうなこのような状況で、韓国政府の責任の始まりと終わりはどこだと考えるか」と質問した。

韓首相は「行政府の責任の始まりと終わりはどこかということだが、警察捜査で責任を負うべき人がいるなら当然責任を負うべきだ。国民の生命と安全に対して責任を負うのが政府の無限の責任」としながら「こうしたことが再発しないように、必要なら制度を見直して、意識と教育を通じてこうしたことを予防するのが政府責任の始まりではないかと思う」と付け加えた。

その後、回答を外信に伝達する同時通訳システムに問題が生じて総理室関係者が英語でお詫びして、韓首相はそれを見つめながら韓国語で「このようにちゃんと聞こえないことに責任を負うべき人の最初と最後の責任は何ですか」と冗談を言った。

韓首相のこのような冗談は現場で英語に通訳されなかった。しかし韓国ネット上では「いま冗談を言う状況なのか」「耳を疑った」など批判が相次いだ。また、懇談会の途中に韓首相が笑顔を浮かべたことを巡っても不適切だという指摘が生じた。

韓国は梨泰院惨事を追慕するために11月5日まで国家哀悼期間を指定した。



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