－－新型コロナのワクチン接種、依然として必要だろうか。

「現在、市中に出ている新型コロナのワクチンが感染そのものを予防することはできない。オミクロン株に対する改良ワクチンもあるが、従来のワクチンに比べてまだ大きなメリットがあるわけではないことが確認された。しかし、ワクチンを接種すれば、重症疾患への移行を防ぐことができる。ワクチン接種をすれば、死亡者数が大幅に減ることができたので、私たちは引き続きワクチンが必要だ。　（どのワクチンでも）少なくとも２回目までは接種することを勧める」

－－エンデミック、いつだろうか。


「ここ２年間聞いた質問だ（笑）。実際、封鎖措置はすべて解除され、ほとんど日常に戻ったと思う。ただ、今この状況で警戒心をさらに緩めば、危険な状況になりかねない。年末までに新型コロナが終息するのは難しいと思う。もちろん、感染者数や死亡者数が減っているが、毎週３００万人の新規感染者が発生している。これは非常に大きな規模だ。また、潜在的に新しい変異が現れる可能性もある。最大限日常を維持しながら保護規則を守る必要がある」

－－再流行に備えた正しいコロナ対応は？

「防疫規則に対する人々の認識が高まるにつれ、政府はいくら規則を導入するといっても個人の努力次第だということをすでに認知している。マスクを着用すること、そして衛生規則を守ることが通じることが分かり、またワクチン接種を受ければ入院率が低くなることも分かった。このような防疫規則をまだ止めることはできない。私たちはウイルスとともに生きる方法を学んでいると思う」


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