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韓国、7-9月期の経済成長率0.3%…消費・設備投資がマイナス成長防いだ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソウル・明洞の通りの様子。チャン・ジニョン記者

7-9月期の経済成長率が市場の予想より高い0.3%を記録した。社会的距離確保の解除などで民間消費が増え、半導体中心の設備投資が増加して経済成長を維持したと分析される。

韓国銀行は27日、7-9月期の実質国内総生産(GDP)成長率(速報値)が前四半期比0.3%と集計されたと発表した。2020年7-9月期の2.3%から9四半期連続成長を維持した。4-6月期は0.7%だった。

部門別で見ると、民間消費の場合、4-6月期の2.9%より低い1.9%を記録したが、乗用車など耐久財と飲食・宿泊などサービス消費が増加した。


設備投資は半導体装備など機械類と運送装備がいずれも増え5.0%成長した。

民間消費の寄与度は前四半期比0.9ポイント、設備投資の寄与度は0.4ポイントと分析された。この他に建設投資が0.4%、政府消費が0.2%増加した。

輸出は半導体不振にも運送装備・サービス輸出の好調で1.0%増え、4-6月期のマイナス3.1%から増加に転じた。

だが原油、機械・装備中心の輸入が5.8%まで増加し、純輸出寄与度は前四半期マイナス1.0%からマイナス1.8%にさらに落ち込んだ。最近の貿易赤字状況が結局経済成長にも打撃を与えた格好だ。

業種別では農林漁業が5.5%、建設業が1.8%、サービス業が0.7%増えた。

特にサービス業の中は文化・その他が3.3%、金融・保険が2.3%、卸小売・宿泊飲食が2.2%など、成長率が高かった。

しかし製造業の場合、コンピュータ、電子・光学機器、化学製品などが減った影響で1.0%鈍化した様相を見せた。

7-9月期の実質国内総所得(GDI)は4-6月期より1.3%減少した。実質GDPは0.3%増えたが、全般的に原油など輸入価格が輸出価格より高くなり公益条件が悪化したためだ。

一方、韓国銀行は9月に、7-9月期と10-12月期に前四半期比で0.1~0.2%ずつ成長すれば韓国銀行の今年の成長見通しである2.6%に到達できると予想した。



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