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13カ月の赤ちゃんに新型コロナの薬物を50倍投与…死亡するや否や隠ぺいした看護師=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国の警察章。[写真 JTBC キャプチャー]

13カ月の乳児に新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の治療薬を過剰投与し、赤ちゃんが死亡すると、これを組織的に隠ぺいした看護師たちに拘束令状が申請された。

済州(チェジュ)警察庁は24日、済州大学校病院で死亡した13カ月の乳児Aちゃんの死亡事故に関連し、基準値の50倍に達する薬物を投与した看護師と、このような内容が盛り込まれた義務記録を削除した看護師、これを知っていながら黙認した看護師など3人に対して遺棄致死などの疑いで拘束令状を申請したと明らかにした。

警察と病院によると、当時担当医師は呼吸困難の症状があったAちゃんを治療するため、3月11日に「エピネフリン」という薬物5ミリグラムを希釈した後、ネブライザー(煙霧式吸入器)を通じて投薬するよう処方した。しかし、担当看護師はこの薬物5ミリグラムを静脈注射で打った疑いが持たれている。


エピネフリンは気管支拡張と心停止の時に心臓拍動数を増加させる時に使用する薬物だ。乳児に注射で打つ場合は非常に珍しく、もし注射で打っても適正量は0.1ミリグラムと知られた。

Aちゃんは薬物過剰投与事故後、容態が悪化して集中治療室に運ばれたが、翌日だった3月12日に死亡した。

この事件に関連して警察は、医師の処方とは異なる方式で薬物を投与したという医療記録が消された情況も確認し、看護師などに対して業務上過失致死の疑いも適用した。



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