半月の間に7回にわたって12発のミサイルを撃った北朝鮮はロシアとともに現在公然と核使用を言明している国だ。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は最近戦術核訓練を指導して「敵に我々の核対応態勢、核攻撃能力を知らせる明確な警告、明白な誇示」と強調した。先月は核先制攻撃ができるように法制化もした。
共に民主党の対応を見ると、果たして現在の安保危機をまともに感じているのか非常に疑わしい。原因提供者である北朝鮮の挑発に対しての糾弾はうやむやにし、これに対応するために必須である韓日米安保協力を「親日フレーム」で非難して政争だけを大きくしているからだ。
民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は昨日、党が主催した緊急安保対策会議で「自衛隊を日本軍と認定する行為」などの問題発言を吐き出した。前日〔「旭日旗が韓半島(朝鮮半島)に掲げられる日が実際に来るかもしれない」〕に続いてだ。韓日米連合訓練をあえて北朝鮮・中国式表現である韓日米合同訓練だと称して韓日米軍事同盟が目の前まで来ているかのように非難した。今回の訓練とGSOMIA(軍事情報包括保護協定)をひっくるめて「保守政権になるたびに日本の軍事利益の裏付け形態が繰り返されている」としながら「実戦訓練をなぜ最近突然やるのか。到底納得し難い」とも述べた。文在寅(ムン・ジェイン)政府で韓日米安保協力を最高水準まで高めて韓日米合同演習を行い、GSOMIAをそのままにしたという事実は脇に置いたままにしながらだ。そういいながら李代表は自分たちに対する批判を「セッカル(理念)論争」「従北追求」と片付けて「解放以降、親日派がした形態と違うところがない」とした。李代表こそ「親日追求」をしているではないかと逆に尋ねたいくらいだ。
これに先立って朴洪根(パク・ホングン)院内代表らは今回の訓練が独島(トクド、日本名・竹島)近隣で行われいるかのように糊塗したりもした。距離だけ見れば独島(185キロメートル)よりも日本の近海(120キロメートル)のほうに近い公海上であったにもかからわらずだ。
民主党は自分のことを振り返ってみるべきだ。金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)・文在寅政権は一貫して北朝鮮の核開発能力や意志を否定してきた。文在寅大統領は「金正恩(キム・ジョンウン)の非核化意志が明らかだ」と国際社会に対して太鼓判まで押した。その間、北朝鮮は核武力を高度化する時間を稼ぎ、今や大韓民国のどこでも攻撃できるようになった。正常な党なら反省して北朝鮮政策を修正する作業に入っただろう。民主党は親日フレームで失策を覆い隠し、失敗したと判明した北朝鮮政策に執着しているのではないのか。まるで反日が対朝戦略でもなっているかように話す。嘆かわしいことだ。
執権与党である国民の力が「ではソウルに北朝鮮国旗が翻るようなことがあっても大丈夫なのか」という式で対応することも無責任だ。鄭鎭碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長がフェイスブックに「朝鮮は中から腐って崩れ、それで滅びた。日本は朝鮮王朝と戦争をしたことがない」と記したことは国民感情を冷遇した失言だ。
共に民主党の対応を見ると、果たして現在の安保危機をまともに感じているのか非常に疑わしい。原因提供者である北朝鮮の挑発に対しての糾弾はうやむやにし、これに対応するために必須である韓日米安保協力を「親日フレーム」で非難して政争だけを大きくしているからだ。
民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は昨日、党が主催した緊急安保対策会議で「自衛隊を日本軍と認定する行為」などの問題発言を吐き出した。前日〔「旭日旗が韓半島(朝鮮半島)に掲げられる日が実際に来るかもしれない」〕に続いてだ。韓日米連合訓練をあえて北朝鮮・中国式表現である韓日米合同訓練だと称して韓日米軍事同盟が目の前まで来ているかのように非難した。今回の訓練とGSOMIA(軍事情報包括保護協定)をひっくるめて「保守政権になるたびに日本の軍事利益の裏付け形態が繰り返されている」としながら「実戦訓練をなぜ最近突然やるのか。到底納得し難い」とも述べた。文在寅(ムン・ジェイン)政府で韓日米安保協力を最高水準まで高めて韓日米合同演習を行い、GSOMIAをそのままにしたという事実は脇に置いたままにしながらだ。そういいながら李代表は自分たちに対する批判を「セッカル(理念)論争」「従北追求」と片付けて「解放以降、親日派がした形態と違うところがない」とした。李代表こそ「親日追求」をしているではないかと逆に尋ねたいくらいだ。
これに先立って朴洪根(パク・ホングン)院内代表らは今回の訓練が独島(トクド、日本名・竹島)近隣で行われいるかのように糊塗したりもした。距離だけ見れば独島(185キロメートル)よりも日本の近海(120キロメートル)のほうに近い公海上であったにもかからわらずだ。
民主党は自分のことを振り返ってみるべきだ。金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)・文在寅政権は一貫して北朝鮮の核開発能力や意志を否定してきた。文在寅大統領は「金正恩(キム・ジョンウン)の非核化意志が明らかだ」と国際社会に対して太鼓判まで押した。その間、北朝鮮は核武力を高度化する時間を稼ぎ、今や大韓民国のどこでも攻撃できるようになった。正常な党なら反省して北朝鮮政策を修正する作業に入っただろう。民主党は親日フレームで失策を覆い隠し、失敗したと判明した北朝鮮政策に執着しているのではないのか。まるで反日が対朝戦略でもなっているかように話す。嘆かわしいことだ。
執権与党である国民の力が「ではソウルに北朝鮮国旗が翻るようなことがあっても大丈夫なのか」という式で対応することも無責任だ。鄭鎭碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長がフェイスブックに「朝鮮は中から腐って崩れ、それで滅びた。日本は朝鮮王朝と戦争をしたことがない」と記したことは国民感情を冷遇した失言だ。
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