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アジア女性を殴る蹴る…100回殴打した米男性「ヘイトクライム」認める

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今年3月、ニューヨーク市北部に位置するニューヨーク州ヨンカーズのあるアパートの玄関で67歳のフィリピン系女性を暴行した42歳のタメル・エスコ被告。[写真 ヨンカーズ警察局 YouTubeキャプチャー]

米国ニューヨーク州で60代のアジア系女性を100回以上殴打した40代男性がヘイトクライム(憎悪犯罪)を認めた。

28日(現地時間)、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ニューヨーク州ウェストチェスター郡の地方検察庁はタメル・エスコ被告(42)が前日ヘイトクライムに伴う第1級暴行容疑に対して罪を認めたと明らかにした。

エスコ被告は今年3月、ニューヨーク市北側ヨンカーズのあるアパートの玄関で67歳のフィリピン系女性に人種差別的および性差別的な暴言を浴びせて頭部を殴り、倒れ込んだ女性に100回以上殴る蹴るの暴行を加えた容疑で逮捕された。


当時の暴行によって被害女性は脳出血、顔面骨折、頭と顔の部位の打撲傷と裂傷など重傷を負って治療を受けた。

地元検察は7月エスコ被告をヘイトクライムに伴う第2級殺人未遂や暴行など容疑で起訴した。

罪を認めたことで、エスコ被告は11月の裁判で17年6カ月の懲役刑と出所後5年間の観察処分を受ける予定だ。

米国では新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が中国から発生したという理由で、2020年以降、アジア系を狙ったヘイトクライムが急増した。



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