尹錫悦大統領が28日、ソウル龍山(ヨンサン)大統領室庁舎でジェームズ・クレバリー英外相と接見する前に記念撮影を行っている。[写真 大統領室]
尹大統領は同日午後、ソウル龍山(ヨンサン)大統領室庁舎でクレバリー外相と会談し、韓英両国関係の発展案と韓半島問題、ウクライナ情勢のような主な懸案について意見を交換したと、李在明(イ・ジェミョン)副報道官が書面ブリーフィングを通じて伝えた。
尹大統領は接見で「韓英両国関係が自由民主主義と市場経済という共通の価値を土台に着実に発展してきた」とし「北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を機に6月30日に開催した韓英首脳会談で採択した『韓英フレームワーク』を土台に気候変動、エネルギー安保、サプライチェーンかく乱のような新しい挑戦課題に共に対応していくために両国外交部次元で緊密な協力を期待する」と述べた。
さらに尹大統領は、「北朝鮮の7回目の核実験のような挑発があった場合、英国が国連安保理常任理事国として国際社会の団結と断固たる対応のために積極的な役割を果たすだろう」を要請した。これに対して、クレバリー外相は、韓国政府の対北朝鮮政策に対する英国の支持の立場を再確認した。
尹大統領は2030釜山国際博覧会の誘致に対する英国の支持を要請した。クレバリー外相は今回の韓国訪問を通じて博覧会誘致に対する韓国国民の熱望についてよく理解することができ、トラス首相に報告すると強調した。
特に、同日の接見でクレバリー外相は、尹大統領がエリザベス2世女王の国葬に直接出席し、英国王室や政府、英国国民に弔意を表明したことに対し、格別の感謝を示した。 クレバリー外相は「英国政府を代表して再び格別の謝意を表わす」として「韓国国民の温かい心と見舞いに英国国民が大きく感動した」と感謝の言葉を伝えた。
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