空母「ロナルド・レーガン」（ＣＶＮ－７６）を含む米海軍の空母打撃群が韓米合同海上演習などのため韓国を訪れる。

韓国海軍が１９日に明らかにしたところによると、空母、イージス艦、航空機などで構成された米海軍空母打撃群が２３日午前に釜山（プサン）作戦基地に入港する。釜山作戦基地に寄港する米空母打撃群は、空母「ロナルド・レーガン」をはじめ、巡洋艦「チャンセラーズビル」、イージス艦「バリー」の３隻だ。

これら艦船は２６日～２９日に韓国東部沖の公海上で実施される韓米合同海上演習参加に向け訪韓するものだ。このほか相互艦艇訪問、親善スポーツ活動、社会福祉施設合同奉仕活動など両国海軍間の友好協力強化に向けた活動も予定されている。


韓国海軍は「今回の訪韓は５月の『米国の戦略資産を時宜適切に調整された方式で展開する』という両国首脳間の合意と、７月の『米戦略資産の韓半島（朝鮮半島）地域展開を含んだ同盟の抑止態勢を強化する』という両国国防相の合意に対する後続措置として行われる」と説明した。

続けて「両国海軍は東海上で合同海上演習を実施し軍事対備態勢を強化するだけでなく、韓半島の平和と安定に向けた韓米同盟の堅固な意志を見せる予定」と説明した。

一方、米空母の訪韓は２０１８年１０月に済州（チェジュ）で行われた韓国海軍国際観艦式から４年ぶりだ。米海軍空母打撃群の釜山作戦基地入港は２０１７年１０月に「ロナルド・レーガン」が来てから約５年ぶりだ。