ドル
最近、IMF通貨危機の恐怖がまた広がっている。ひとまず物価と為替が尋常でない。消費者物価上昇率は5-6%(前年比)にのぼる。1998年の7.5%以来14年ぶりの最高水準だ。通貨危機だった97年の4.4%を上回る。為替レートは1ドル=1300ウォン水準を突き抜けて1400ウォン台に向かっている。一日に10ウォン前後のウォン安ドル高になったりする。金融危機当時のようだ。ところが政府の反応も当時と似ている。先月29日、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官は国会で「外貨の保有は十分だ。IMF通貨危機とは違う」と述べた。
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