韓国銀行のイ·チャンヨン総裁が25日午前、ソウル中区(チュング)の韓国銀行で開かれた記者懇談会で基準金利の引き上げなどを説明している。[写真 共同取材団]
利上げは市中の資金循環を鈍化させ、経済成長にはマイナス効果をもたらす。その結果、物価上昇の勢いが依然として続いている中、成長まで停滞する事実上スタグフレーションがしばらく続く可能性がある。それさえも韓国は米国・欧州より物価が相対的に低い方だ。問題は、米国が引き続き金利を引き上げることでそのつけが回っているということだ。米国の7月の消費者物価上昇率は6月(9.1%)より下がったが、依然として8.5%と高い。FRSのジェローム・パウエル議長が金利を継続して引き上げるという意志を繰り返し明らかにしている理由だ。
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