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旧大統領府グラビア写真、国会も叱責…「開放だけに重点、活用計画不十分」

ⓒ 中央日報日本語版

青瓦台

25日に開かれた韓国国会文化体育観光委員会全体会議で、野党「共に民主党」の李炳勲(イ・ビョンフン)、林鍾聲(イム・ジョンソン)議員らは青瓦台(チョンワデ、旧大統領府)のアイデンティティ毀損で論争になっているファッション雑誌「VOGUE KOREA」の青瓦台グラビア写真に対する文化財庁の杜撰(ずさん)な管理を指摘した。



李議員は「青瓦台圏域の場所使用許可を基準に、青瓦台の歴史性や象徴性を阻害する可能性はないか、営利行為を含んでいるかどうかなどがあるが、(VOGUEの青瓦台写真は)をこれを十分に順守することができなかった」と批判した。


林議員は「8月初めにも青瓦台が商業的な用途に使われて国民的な指弾を受けたが、最近再びこのようにファッション誌の撮影に関連して論争が起きている」とし「このような恥さらしのようなことが繰り返し発生するのは、結局現政権が哲学や計画を持たずに青瓦台開放を推進したことで発生した問題」と指摘した。

これに対して文化財庁の崔應天(チェ・ウンチョン)庁長は「青瓦台を開放して3カ月が過ぎ、これまで160万人が観覧した」とし「開放だけに重点を置いたところ青瓦台活用計画については至らないところが多かった」と明らかにした。崔庁長は「青瓦台開放という業務をじっくりと準備していくべきだったが、活用方案に対する不十分な手続きがこのような結果を招いたと考える」とし「観覧および利用規定を強化して再びこのようなことが発生しないようにする」と謝った。

VOGUE KOREAの青瓦台グラビア写真は22日に公開されてから各種論争を引き起こしていた。韓服の新たな現代的解釈と開かれた青瓦台を同時に紹介するために企画されたが、青瓦台の歴史性やアイデンティティを傷つけたという指摘が相次いだ。写真の中でモデルが着用していた衣装も韓服とは言い難いため論争の種になっていた。



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