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<韓中修交30年>「北朝鮮、結局核保有」vs「中国、やるだけやった」…先はまだ長い「易地思之外交」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆「中国の圧迫が激しい」vs「韓国、中立守るべき」

激化する米中覇権競争の中、韓国の「ポジショニング」戦略に対しても専門家によって見解が交錯した。

キム・ハングォン氏は「韓米同盟は『再強化』が必要で、韓中国関係は『葛藤期』を越えて相互協力分野を拡大する『再確立期』に進まなければならない」と助言した。キム・フンギュ氏は「現実的に中国はすでに経済・貿易大国」としながら「韓国のスタンスが完全な親米反中に転じたと判断すれば、中国の報復は想像以上のものになる可能性がある」と指摘した。


中国側からは「尹錫悦政府が相対的に米国に密着する傾向がある」という不満が出てきた。王輝耀氏は「韓国は米中間でバランスを取って実利を追求するシンガポールをはじめとする東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の事例を参考にしなければならない」と述べた。

一方、米中代理戦の様相に呈している台湾問題に対して韓国が声を出す名分に対しても意見が交錯した。昨年と今年5月、韓米首脳会談共同声明には「台湾海峡の平和と安定」が含まれた。

カン・ジュンヨン氏は「台湾海峡は韓日にとっても重要なエネルギー輸送路で、もし台湾で衝突が起きれば韓米の対朝抑止力にも影響を与える」と話した。

反面、李春福氏は「韓国の視点から見ると、(台湾問題が)韓米同盟の適用範囲や戦略的柔軟性と関連があるかもしれないが、台湾問題は中国の内政」としながら「米国が中国に対する阻止を露骨にする状況で、韓国は米国の中国抑止戦略に巻き込まれることは避けなければならない」と主張した。

◆「チップ(Chip)4は開かれたプラットフォーム」vs「中国孤立に反対」

最近最も深刻な問題である半導体同盟「チップ(Chip)4」とインド太平洋経済フレームワーク(IPEF)に対する意見対立も相変わらずだった。尹錫悦政府はこの2つの協力体に共に「創立メンバー」として参加しようとする意図が歴然としている。

韓国側の専門家はIPEFとチップ4を「中国もいつでも入ってくることができる開放されたプラットフォーム」と見ている。カン・ジュンヨン氏は「韓国がチップ4とIPEFに入ってサプライチェーン(供給網)をスムーズに確保することは中国にとっても利益」と強調した。キム・ハングォン氏は「韓国が米中どちらか一方に属そうというわけではなく、国益により多様な経済共同体に積極的に参加するということ」と述べた。実際、韓中ともに今年初めに発足した東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の加入国であり、中国が昨年加入を申請した環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)に対しても韓国は加入を検討中だ。

反面、中国側は「チップ4とIPEFはともに中身がない対中圧迫用協議体」と批判した。李春福氏は「IPEFとチップ4は本質的に米国が中国を包囲して阻止する戦略の一環」としながら「韓国の参加は事実上中国に対する制裁と包囲網に加勢するもので、韓国は得よりも失が多いだろう」と明らかにした。

王輝耀氏は「トランプ政府がそうしたように、米国は政権が変わるたびに政策もひっくり返るのでIPEFとチップ4の運命は危険だ」と主張した。張忠義氏も「米国が推進するIPEF、チップ4は過去に西側が旧ソ連に対抗して結成した『対共産圏輸出統制委員会(COCOM)』と似ている」とし「中国は経済分野で中国を孤立させようとする閉鎖的な国際秩序に反対する」と話した。


<韓中修交30年>「北朝鮮、結局核保有」vs「中国、やるだけやった」…先はまだ長い「易地思之外交」(1)

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