行事期間に選抜されたファンと舞台を飾ったガールズグループKep1erが成功的に公演を行った後、記念撮影に応じている。[写真CJENM]
KCONの範囲がK-POPからライフスタイルに拡張され、海外進出の活路を模索する韓国の中小企業も今年のKCONを訪れた。CJENMが選定した中小企業48社は、行事期間中にコンベンション・センター内で現場訪問客を対象にした販促行事や輸出商談会を開いた。今回の行事に参加したコスメ会社Abib(アビブ)のキム・ミヌ代表は「新型コロナ以降、中国が自主的なビューティーブランドを育て規制を強化し、国内コスメ業界の状況が良くなかった」として「KCONを開始点として海外市場で一層成長する」と話した。
KCONの核心行事は20~21日に開かれるK-POPアーティストの公演だ。今年はATEEZ、CRAVITY、ENHYPEN、I&I、ITZY、StrayKids、Kep1er、Lightsome、今月の少女、NCTDREAM、NMIXX、P1Harmony、STAYC、THEBOYZ、T.O.1、宇宙少女など計16チームが舞台に上がった。
公演で現地ファンはそれぞれ好きなグループの応援棒を手にして会場のクリプト・ドットコム・アリーナを飾った。次の出演者が電光掲示板に登場するたびに会場を揺るがすような歓声が後に続いた。ガールズグループITZYが舞台で新曲『SNEAKERS』を歌う時は口をそろえてサビを「合唱」したりもした。主催側によると、2回分の公演座席3万席が売り切れた。
CJENMは今後、K-POPを越えて韓国文化を発信する場としてKCONをさらに発展させるという考えだ。CJENMのキム・ヒョンス音楽コンテンツ本部長は「全世界1位の音楽市場である米国で新しい音楽フェスティバルを始めるという無謀な挑戦がすでに10周年を迎えた」として「ファンがただ座って公演を見て帰るのではなく、参加や疎通、インタラクティブ活動を通じてさらに自然で親密に韓国文化を感じられるように取り組みたい」と話した。CJENMは10月、東京でもKCONを開催する予定だ。
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