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尹大統領の「大胆な構想」を後押しする米国「人道主義支援は制裁免除」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

尹錫悦大統領が17日、龍山大統領室庁舎で就任100日を迎えて開いた初めての公式記者会見で感想と国政運営の構想を明らかにしている。[写真 大統領室写真記者団]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が提案した非核化ロードマップ「大胆な構想」について、米政府が「北朝鮮が受け入れるなら歓迎すべき第一歩になるだろう」と述べた。

また、大胆な構想で最も注目された「資源-食糧交換プログラム」についても人道主義的次元で制裁を避ける可能性に言及した。

ネッド・プライス米国務省報道官は18日(現地時間)、メディア説明会で、韓国政府が構想している北朝鮮との資源交換プログラムが非核化に役立つかという質問に、「韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化という共同目標の達成に役立つ実質的な措置があると信じる」と答えた。


そして、「北朝鮮が韓国や地域内の同盟が提示した提案を受け入れれば、歓迎すべき第一歩になるだろう」と答えた。

ただし、韓半島の完全な非核化は一夜にして実現するものではなく、漸進的な過程になるだろう」と線を引いた。

「その第一段階は、北朝鮮が対話と外交に参加する意志を表明すること」とし、「我々は北朝鮮と接触する準備ができている」と再度強調した。

尹大統領の対北朝鮮構想について肯定的に評価し、北朝鮮には回答を求めたのだ。

15日、尹大統領は北朝鮮に大胆な構想を発表し、北朝鮮が真摯に非核化交渉に参加した場合、初期措置として北朝鮮の鉱物資源と食糧を交換する「韓半島資源食糧交換プログラム(R-FEP)」を提示した。

このようなプログラムが国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁違反である可能性があるという指摘に対し、プライス報道官は「断定できない。国連官吏が言ったことを正確に確認できていない」と慎重な立場を示した。

しかし、「広範囲に見れば、我々の制裁体制と国際的な制裁体制は食糧支援を含む人道主義的支援を(制裁から)免除している」と説明した。

同プログラムが人道主義的次元で行われると判断すれば、制裁を避けることができると解釈できる部分だ。

韓日関係については、両国がデリケートな問題について引き続き対話を続けることを望むという立場を伝えた。

尹大統領は17日、就任100日記者会見で強制徴用問題について「主権問題の衝突」を避ける方案を模索していると述べた。

これについて、プライス報道官は「バイデン大統領も韓日間の歴史的違いやデリケートな問題があるということをよく分かっている」とし、このため、ここ数年間なかった首脳級、長官級の韓米日3大会談も開いたという点を強調した。

そして「北朝鮮の脅威から韓米日3カ国が最も効果的に対処できるよう、そのような難しい歴史問題について韓日両国が対話を続けることを奨励している」と述べた。



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