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<Mr.ミリタリー>台湾情勢、対岸の火事でない…鶴翼陣のような対策を=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

閑山大捷当時に李舜臣将軍が運用した鶴翼陣図で、右水営戦陣図帖にある。

先週末、映画『閑山:龍の出現』(監督キム・ハンミン)を見た。数年前に同監督が製作した映画『鳴梁(ミョンリャン)』を鑑賞したため期待が大きかった。李舜臣(イ・スンシン)将軍(パク・ヘイル)が苦心の末に創案した鶴翼陣戦術は大勝を収めた。李舜臣の艦隊は鶴翼陣戦法で海に城を築くように倭軍(日本軍)の艦隊を取り囲んだ後、集中砲火を浴びせた。倭軍の艦隊はあっという間に壊滅した。李舜臣の完璧な勝利だった。映画『閑山』は、1592年8月12日の南海岸閑山島(ハンサンド)沖での閑山大捷を再演した。

映画にも登場するが、倭軍は同年4月13日に釜山浦に上陸し、4カ月間で平壌(ピョンヤン)城にまで破竹の勢いで進撃した。宣祖は漢陽(ハニャン)を離れて義州(ウィジュ)に避難し、国土は焦土化した。倭軍が西海岸と湖南(ホナム、全羅道)地域を占領すれば戦争が終わる絶体絶命の瞬間だった。倭軍の勢いは凄まじかった。その時、李舜臣将軍が現れた。

◆海上で初めて使用した鶴翼陣戦法


当時、倭軍は海上での鶴翼陣戦法を見たことも聞いたこともなかった。鶴翼陣は地上戦闘でも使用した。李舜臣将軍は創意的な鶴翼陣のほかにも可能なすべての条件を有利に活用した。まず鶴翼陣で倭軍の艦隊を完全に包囲した後、倭軍の戦艦が朝鮮水軍の戦艦の板屋船に設置された艦砲有効射距離内に入ってくるまで待った。倭軍が鳥銃(火縄銃)を撃てば盾で防いだ。

そして艦砲有効射距離に完全に入ってくると、板屋船は一斉に艦砲を発射した。鳥銃は艦砲より射程距離も短く、破壊力がない。人命殺傷用だ。しかし艦砲は倭軍の戦艦を破壊した。底がU字型で平たく同じ位置での旋回が容易な板屋船を左右に回しながら艦砲を撃った。板屋船の左側に設置された艦砲を撃つ間、右側の艦砲に砲弾を装填し、板屋船を回して右側の艦砲を発射する。

丈夫なマツ(アカマツ)で作った板屋船と亀甲船は、相対的に弱いスギやモミで製作した倭船に衝突し、破壊したりもした。いわゆる衝破戦術だ。亀甲船が倭軍の艦隊の中に入ってかき回し、艦砲を撃って倭軍の艦隊をかく乱した。地理的な利点も最大限に利用した。李舜臣は狭い海峡の見乃梁(キョンネリャン)に隠れている倭軍の戦艦を鶴翼陣を展開できる閑山島(ハンサンド)沖に誘引して撃滅した。

李舜臣の戦術と戦略は天才的だ。それで壬辰倭乱(文禄の役)とその後の丁酉再乱(慶長の役)の7年戦争で23戦23勝を収めた。こうした連戦連勝は世界戦争史で唯一無二だ。鶴翼陣を海上で初めて使用して完勝した閑山大捷を世界4大大捷に含める理由だ。鳴梁海戦では13隻で倭軍の戦艦133隻に勝利したため、その評価は言うまでもない。

李舜臣は閑山大捷で倭軍の進撃を阻止し、鳴梁海戦で倭軍の水軍を瓦解させた。最後の露梁(ノリャン)海戦は戦争を終わらせた。日露戦争でロシアのバルチック艦隊を撃滅した日本連合艦隊司令官の東郷平八郎は「(トラファルガーの海戦で勝利した)ネルソン提督と肩を並べる軍神」というメディアの称賛に対し「軍神にふさわしい人物がいるなら、それは李舜臣だ」と話した。(イ・ハクス元海軍士官学校博物館長)

李舜臣の偉大な勝利は偶然でない。李舜臣は壬辰倭乱の1年2カ月前の1591年2月、全羅左水使に任命されると、亀甲船の建造に入った。戦争に備えたのだ。3隻と推定される亀甲船は壬辰倭乱が発生する前日に完成した。李舜臣将軍が宣祖に伝えた文書には「臣は以前から外敵の戦乱があることを心配し、特別に亀甲船を作り…」と書かれている(金鍾大著『汝諧李舜臣』)。

◆中国の台湾包囲訓練に米国は対処できず

壬辰倭乱を冗長に話した理由は、こうした戦争が繰り返されるのではという憂慮からだ。壬辰倭乱以降、韓半島(朝鮮半島)周辺で戦争は丙子胡乱(1637年)-日清戦争(1894年)および日露戦争(1904年)-太平洋戦争(1941年)-韓国戦争(朝鮮戦争、1950年)と続いた。杞憂かもしれないが、ウクライナ戦争と台湾情勢をみると、国際状況が尋常でない。

ロシアのプーチン大統領は北京冬季オリンピック(五輪)直前の2月4日に中国の習近平国家主席と会った後、同月24日にウクライナを侵攻した。ナンシー・ペロシ米下院議長の先週の台湾訪問に対する中国の反応は度を越えた。中国は決意したかのように台湾を包囲し、ミサイルと野砲を撃った。プーチン大統領と習近平主席が言い合わせたように。中国は過去になく鋭い爪を見せた。

ところが中国の今回の台湾包囲訓練射撃で表れた問題は、米国がいかなる措置も取らなかったという点だ。中国は台湾の周囲に6カ所の射撃標的区域を設定してミサイルと野砲を撃ち、台湾領空を侵犯した。しかも射撃標的区域のうち3カ所は台湾の領海と重なっていた。明確な主権侵害だ。中国が台湾を主権国として認めないということだ。にもかかわらず台湾と米国は観望した。

こうした事態が他国で発生していれば、被害国は応分の武力措置を取ったはずだ。もしかすると中国は台湾が対応することを望んでいたのかもしれない。台湾が軍事的に対応すれば、中国は数倍にして台湾を攻撃した可能性も排除できない。それでも米国が容易に介入できないというのが現状況だ。米海軍が中国弾道ミサイルの脅威の中で台湾事態に介入する態勢がまだ不足しているからだ。

中国は米海軍の空母やイージス駆逐艦が介入する場合に備え、内陸に弾道ミサイルを多数配備している。極超音速ミサイル東風17をはじめ、空母キラーと呼ばれる東風21Dなどは米空母と駆逐艦を撃沈する能力がある。


<Mr.ミリタリー>台湾情勢、対岸の火事でない…鶴翼陣のような対策を=韓国(2)

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