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警護員に両足つかまれ…慰安婦被害者の李容洙さん側が明らかにした現場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

旧日本軍慰安婦被害者の李容洙さんが4日、国会でペロシ米下院議長を待っていたところ、国会警護員に阻止で車いすから落ちた場面。 写真=日本軍慰安婦問題ICJ回付推進委員会

李容洙(イ・ヨンス)さん(94)とともに活動する「日本軍慰安婦問題国際司法裁判所回付推進委員会」(推進委)が、国会事務局の過剰制止関連の釈明に反論した。

推進委は5日、報道資料を出し、「国会で発生したおばあさんに対する過剰鎮圧および過酷行為に関する報道が出ると、国会事務局が釈明資料を出したが、この資料にはいくつか重大な事実歪曲が含まれている」と主張した。

前日午後、ペロシ議長に会うために国会で待機中だった李容洙さんは警護員が車椅子を引っ張ったことで床にずり落ちた。李さんは大きなけがはなかったが、精密検査を控えているという。


これに関連し警護企画官室は報道資料で「(警護員は)車椅子を移動させる中、おばあさんが体を左右に揺らして床に落ちて横になり、おばあさんの安全と円満な行事進行のためにまた車椅子に座らせる過程があった」とし「その後、警護担当者がおばあさんを訪ねて飲み物を出し、健康状態をチェックするなど礼儀を尽くした」と釈明した。

しかし、推進委は「警護企画官室はおばあさんに移動の協調を求めなかった」とし「おばあさんのそばにいたソ・オクジャ教授に警護要員が一歩離れてほしいと要請し、いかなる疑いもなくこれに応じると、突然おばあさんを取り囲んで(ペロシ議長の)移動経路から引き離そうとした」と明らかにした。続いて「国会警護要員がブレーキのかかった車椅子を急に押す過程でおばあさんが車椅子から落ち、おばあさんが叫び始めたのはその後から」と反論した。また「李光宰(イ・クァンジェ)国会事務総長は現場のおばあさんを訪ねたこともなく、面談の約束もしていない」と述べた。

ソウル永登浦(ヨンドンポ)警察署は前日に李さんが国会事務局警護企画官室の職員と衝突して傷を負った事件に関連し、現場職員を対象に暴行容疑を適用するかどうかなどを検討している。警察関係者は「社会的な耳目が集中した事件であり、迅速に証拠資料を確保し、あらゆる可能性を開いて慎重に捜査する予定」と話した。



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