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「米国に220億ドル追加投資」崔泰源SKグループ会長、バイデン大統領とオンラインで面談

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

バイデン大統領(左)、崔泰源会長(右)

バイデン米大統領と米国を訪問しているSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が26日にオンラインで会った。

バイデン大統領は5月の訪韓当時、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長と直接会ったのに続き、再び韓国大企業オーナーと会い米国内投資を要請した。崔会長は昨年SKグループが明らかにした520億ドル規模の米国投資計画に対し具体的に説明したという。

ホワイトハウスはこれと関連し、SKグループが米国に220億ドルを追加で投資することにしたと26日の会見で明らかにした。


バイデン大統領と崔会長は当初直接会う予定だったが、バイデン大統領が新型コロナウイルスに感染したことからオンラインでの面談に変更されたという。この日の会議にはレモンド商務長官も同席した。

崔会長は昨年11月に米国を訪問し「2030年までに米国に520億ドルを投資する」と明らかにしている。崔会長は当時、マコーネル共和党上院院内代表に会った席で「520億ドルのうち半分ほどは電気自動車バッテリーと水素など親環境分野に投資する計画」と説明した。

SKグループはバッテリーメーカーのSKオンを通じ米自動車メーカーのフォードと合弁でケンタッキー州とテネシー州に車載電池工場3カ所を追加で作る予定だ。SKシルトロンは昨年11月に電気自動車用炭化ケイ素(SiC)ウエハー生産拡大に向け今後5年間に6億ドルを投資することにした。インテルのNAND型フラッシュ事業部を買収したSKハイニックスも現地投資拡大を検討している。

最近バイデン大統領は米国中心のサプライチェーン再編、特に半導体分野の同盟である「チップ4」に韓国の参加を求めている。米国内の半導体産業を支援する半導体産業育成法案の処理にも力を入れている。半導体支援法案が通過すれば米国内に半導体製造工場を作る企業は資金支援だけでなく生産設備投資税額控除率25%を適用され、人材教育・サプライチェーン革新などの支援も受けられる。

SKグループは5月に未来成長動力である半導体、バッテリー、バイオの3分野に2026年まで247兆ウォンを投資し、このうち68兆ウォンほどを海外に投資すると明らかにしている。

一方、米国を訪問中の崔会長は26~27日にワシントンDCで開かれる韓国戦争(朝鮮戦争)参戦記念碑「追悼の壁」除幕式にも参加する予定だ。



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