安倍晋三元首相が遊説中に銃撃されて亡くなったことを受けて「警護不備」問題が大きく取り沙汰される中で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)元大統領が今年3月に焼酎瓶テロを受けた時の警護員の姿に改めて照明が当てられている。
8日の安倍氏襲撃当時、現場警護が不十分だったという指摘が相次いでいる。当時警備の業務にあたっていた警察官は「1発目の銃声が聞こえて初めて不審者を認識した」と話していることが分かった。
日本メディアは「1発目と2発目の発砲の間の3秒間、警護員が何の措置も取れなかったことが問題」と分析した。警護にあたっていた警察官は問題が生じた場合、警護対象者の姿勢を低くさせた後、直ちに現場から離れるよう誘導するべきだったが、1発目の銃撃以降、何の対応もなされなかった。
遊説警備の総責任者だった奈良県警察本部の鬼塚友章本部長も10日の記者会見を通じて「警護、警備に関する問題があったことは否定できない」とし、警護の失敗を認めた。
韓国のオンラインでは安倍氏の警護失敗映像とあわせて今年3月に朴槿恵(パク・クネ)元大統領に対するテロ当時の警護の様子を比較するコメントが多数掲載されている。3月24日、朴槿恵元大統領は特別恩赦後、大邱達城郡(テグ・タルソングン)の私邸に到着し、「久しぶりに皆さんにご挨拶する。つらいときはいつも、私の政治的故郷であり、心の故郷である達城に帰る日を思い、耐えてきた」と挨拶した。この時、ある男性が朴元大統領に向かって焼酎瓶を投げたが、危険を察知した警護員は両手をパッと開いて朴元前大統領の前に立ちはだかり危険から守った。他の警護員も素早く朴元大統領を取り囲み、一部警護員はカバンの盾を直ちに広げて後続テロを備える姿を見せた。
8日の安倍氏襲撃当時、現場警護が不十分だったという指摘が相次いでいる。当時警備の業務にあたっていた警察官は「1発目の銃声が聞こえて初めて不審者を認識した」と話していることが分かった。
日本メディアは「1発目と2発目の発砲の間の3秒間、警護員が何の措置も取れなかったことが問題」と分析した。警護にあたっていた警察官は問題が生じた場合、警護対象者の姿勢を低くさせた後、直ちに現場から離れるよう誘導するべきだったが、1発目の銃撃以降、何の対応もなされなかった。
遊説警備の総責任者だった奈良県警察本部の鬼塚友章本部長も10日の記者会見を通じて「警護、警備に関する問題があったことは否定できない」とし、警護の失敗を認めた。
韓国のオンラインでは安倍氏の警護失敗映像とあわせて今年3月に朴槿恵(パク・クネ)元大統領に対するテロ当時の警護の様子を比較するコメントが多数掲載されている。3月24日、朴槿恵元大統領は特別恩赦後、大邱達城郡(テグ・タルソングン)の私邸に到着し、「久しぶりに皆さんにご挨拶する。つらいときはいつも、私の政治的故郷であり、心の故郷である達城に帰る日を思い、耐えてきた」と挨拶した。この時、ある男性が朴元大統領に向かって焼酎瓶を投げたが、危険を察知した警護員は両手をパッと開いて朴元前大統領の前に立ちはだかり危険から守った。他の警護員も素早く朴元大統領を取り囲み、一部警護員はカバンの盾を直ちに広げて後続テロを備える姿を見せた。
この記事を読んで…