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銃撃直後「犯人は在日韓国人ではないのか」主張も…衝撃の日本

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

銃撃を受けた安倍晋三元首相

安倍晋三元首相(67)が8日、選挙遊説中に銃撃に倒れると日本列島が大きな衝撃に包まれた。日本政府は首相官邸危機管理センターに安倍氏狙撃関連対策を議論する対策室を設置した。

この日午前、安倍氏の銃撃現場である奈良市の現場にいた市民は、直接撮影した現場写真などをツイッターなどソーシャルメディア(SNS)に投稿して情報をシェアした。安倍氏が倒れる場面を撮影した動画もネット上に出回っている。目撃者の男性は「2度の銃声が聞こえ、最初の音は大きかったが何も起きていないように見えた。2度目の銃声が聞こえて安倍氏が倒れる姿が見えた」と話した。

読売新聞など日本各新聞社は直ちに号外を発行し、安倍氏が銃撃されたことを知らせた。


事件直後、日本SNSには「容疑者の国籍を明らかにせよ」とし、犯人が在日韓国人であることを疑う内容のコメントなどもあった。しかし警察が現場で逮捕した犯人・山上徹也容疑者が元海上自衛隊員という事実が伝えられてこのような主張は少しずつ落ち着きつつある。

岸田文雄首相は山形県で行っていた遊説を中断して急遽帰京した。岸田首相は官邸到着直後、記者団と会い、「民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行であり、決して許すことができない」とし「最大限の厳しい言葉で非難する」と述べた。

首相官邸には安倍氏狙撃関連対策を議論する対策室が設置された。

10日の参議院選挙を2日後に控えた状況で与野党の主な政治家は安倍氏が銃撃を受けて心肺停止状態であることを受けて遊説を中断した。

第一野党である立憲民主党の泉健太代表もこの日、神奈川県で予定されていた参議院選挙の遊説を取り消して「政治活動中にその人間に対して危害を加える行為は絶対に許されてはいけない」とし「民主主義国の我が国でこんなことがあってはならない。本当に強く、怒りを持って、今回の行為を非難したい」と述べた。

自民・公明与党と日本維新の会など野党は共に今日予定された街頭演説を中止すると明らかにした。

松野博一官房長官は記者団に対して「今回のような蛮行は許されるものではなく、断固非難する」と明らかにした。

ラーム・エマニュエル駐日米国大使もツイッターを通じて安倍氏が銃撃で倒れたことに対して、「深い悲しみを覚えるとともに大きな衝撃を受けている」としながら、米国政府と国民は安倍氏の家族と日本国民のために祈るという立場を伝えた。



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