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元モデルのブラジル女性狙撃手、ロシアのミサイル攻撃を受けてウクライナで戦死

ⓒ 中央日報日本語版

ロシアのミサイル攻撃を受けて戦士した元モデルでブラジル女性狙撃手のタリタ・ド・ヴァーレさん。[写真 デイリー・メール キャプチャー]

元モデルのブラジル女性スナイパーがウクライナで戦死した。

4日(以下、現地時間)ブラジルメディア「UOL」はモデルで狙撃手のタリタ・ド・ヴァーレ(Thalita do Valle)さん(39)がウクライナでロシア軍と戦っている途中で亡くなったと報じた。

タリタさんは先月30日、ロシア軍のハルキウ(ハリコフ)空襲時に戦死した。地下バンカーにいたところ、ロシア軍が撃った迫撃砲と焼夷弾、ミサイルを受けて死亡した。UOLはロシア軍の攻撃でバンカー内に火災が発生し、部隊員のうちタリタさんだけが脱出できなかったと説明した。


ロシア軍の攻撃で亡くなったタリタさんはブラジル南部サンパウロ州出身で、18歳の時にモデル活動を始めた。法大入学後は難民救護活動を行い、動物権団体でも活躍していた。軍入隊後には世界各地の紛争地域で人道的支援を惜しまなかった。

タリタさんはウクライナでも救助隊員兼狙撃手として活動していたことが分かった。民間人を保護して援護する一方、ロシア軍の進撃を防ぐ役割を果たしていた。だが、ウクライナ義勇軍への合流から3週後、タリタさんは命を失ってしまった。

タリタさんの弟は「先月27日、タリタと電話で話をした。ロシア軍の盗聴のために長くは話せないと言った。ただ生きていることを知らせるために電話をしたと言った」と伝えた。当時ウクライナ首都キーウ(キエフ)にいたタリタさんがハルキウに移動した直後に電話をかけたが、それが最後だったと弟は付け加えた。



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