現代モービス
現代モービスはグローバル自動車専門メディア「オートモーティブニュース」が発表した100大部品会社ランキングで6位に上がったと28日、明らかにした。
オートモーティブニュースはグローバル部品会社が自動車企業を対象にした前年度の売上高を基準に毎年グローバル部品会社ランキングを発表している。現代モービスは昨年の売上高が291億ドルだった。
ドイツのボッシュが491億ドルで1位、日本のデンソーが2位(436億ドル)だった。次いでドイツZF(393億ドル)、カナダのマグナ(362億ドル)、日本のアイシン(335億ドル)の順だった。業界によると、1-5位企業の売上高は6位以下の企業と差が大きく、1-5位の順位はほぼ同じだ。
フランスのフォルシアとドイツのヘラーが合併して規模を拡大したフォルヴィアが現代モービスに次いで7位に浮上し、前年度6位だった独コンチネンタルが2つ下がった8位、独BASFと北米Learがそれぞれ9位と10位だった。これを受け、10大部品会社には欧州企業が5つ、北米企業と日本企業がそれぞれ2つずつ名を連ねた。韓国企業は現代モービスが唯一。
現代モービスは2016年に6位なったが、2017年から7位のままだった。しかし新型コロナ感染拡大と世界的な電動化傾向が機会になった。自動運転と電動化など未来型自動車市場への先制的な投資と研究開発を拡大してきた結果、昨年から電動化・核心部品を中心に自動車企業のグローバル受注が急増している。研究開発投資額は2020年に1兆ウォン(約1050億円)を超え、今年は1兆2700億ウォン規模に拡大する予定だ。研究開発人材も1-3月期を基準に6000人を超える。
現代モービスの関係者は「2011年に初めてグローバルトップ10に入り、上位圏を維持している。5位のアイシンとの売上高の差は44億ドルにすぎず、グローバルトップ5という中長期目標にも近づいた」とし「今年は欧州地域の大型自動車顧客を新たに確保するなど、前年より50%ほど受注が増えると期待している」と話した。
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