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【コラム】ロシア制裁と船員密入国=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今月9日午前1時ごろ、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)沖に停泊していた釜山(プサン)船籍の遠洋メンタイ漁船(5000トン級)A号からインドネシア人乗組員7人が海に飛び込んだ。ライフジャケットを服の中に隠して着て、海上の船舶から1.6キロメートルほど離れた陸地まで泳いで移動する計画を立てた後、実行に移した。

彼らの密入国の試みは2週間前から準備されていたものであることが海洋警察の調査の結果分かった。潮時を把握して泳いで移動し、服数着と履物、パスポート、お金などを水に濡れないようにビニール袋に入れて別途用意していた。しかし船から逃げた乗組員7人のうち1人は溺れて死亡し、残りの6人も半日後に捕まった。

死亡した1人はこの日午前8時57分ごろ、巨済市沙等面城浦里(サドンミョン・ソンポリ)の海岸で見つかった。海洋警察は死因を溺死と推定した。だが、当時残り6人はこのような事実を知らないまま、遺体が発見された場所から約800メートル離れた城浦港の近くでこの仲間を待っていた。しばらく待っても仲間が来ないので残りの6人はタクシーに乗って近隣の釜山に逃げた。だが後を追っていた移民特殊捜査隊と海洋警察および陸上警察によって助力者まで全員御用となった。


海洋警察の調査結果、彼らはA号で働くために3月に船員勤務用ビザ(C-3)の発給を受けて入国したという。A号は5月にロシア海域に出港して来年1月ごろに韓国に戻る計画だった。だが、ウクライナ侵攻事態で操業時期が繰り返し延期となっていた。4月19日から巨済沖に錨を降ろしていたA号には外国人45人など57人が乗船していたという。出入国当局は結局彼らが稼ぎもないまま帰国することになるのではないかという不安から密入国を試みたとみている。

問題はこのように密入国を試みようとする人が今後増える可能性が高いという点だ。出入国当局によると、釜山甘泉(カムチョン)港などにはメンタイ・タラ漁を行う韓国船籍の遠洋漁船(2000~3000トン級)数隻が停泊している。これら遠洋漁船はA号と同じようにロシア海域に操業のため出港しようとして数カ月にわたって足止めを余儀なくされている。ロシア政府から遠洋操業の許可は受けたものの、ウクライナ侵攻事態に伴う対ロシア制裁で口座が凍結されていて入漁料(他の国の漁業水域中に入って操業する時に支払う料金)を送金できないためだ。そのようにして釜山・慶南海域に足止めを食らっている外国人乗組員だけで100人以上いることが確認された。

海洋水産部がメンタイ・タラの遠洋操業に関連してロシア政府と交渉を進めているということで一日も早く操業が再開されることを期待する。だがそれ以前に、出入国当局はA号と類似の遠洋漁船を所有する船会社などと共に「外国人船員の無断離脱」を事前に防ぐことができる対策を立てなければならない。「牛を失ってから牛小屋を直すこと」(後悔先に立たず)は一度で十分だ。

ウィ・ソンウク/釜山総局長



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