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<サッカー>韓国、パラグアイと2-2劇的ドロー

ⓒ 中央日報日本語版

サッカー韓国代表のエンブレム

パウロ・ベント監督が率いるサッカー韓国代表が10日午後8時、水原(スウォン)ワールドカップ競技場でパラグアイ代表と親善試合を行い、2-2で引き分けた。前半と後半にパラグアイのFWミゲル・アルミロン(ニューカッスル)に1ゴールずつ許したが、孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)のFKゴールと鄭優営(チョン・ウヨン、フライブルク)の終了間際のゴールで劇的に追いついた。

パラグアイはFIFAランキング50位で、今月の4連戦のうち戦力が最も低いチームだが、韓国代表は孫興民のゴールが生まれるまでは劣勢で0-2とリードされていた。南米特有の速いテンポと安定したボール支配能力を見せたパラグアイは速い逆襲で何度か韓国のゴールを脅かした。韓国代表は前半23分、守備のミスからアルミロンに最初の奪われたのに続き、後半開始5分にも守備が崩れて失点した。

良くない雰囲気を変えたのは孫興民だった。後半21分にペナルティボックス正面で得たFKを孫興民が右足でゴール左上に正確に突き刺した。6日のチリ戦のFKゴールをもう一度見るような名場面だった。


1-2で敗色が濃厚となった後半ロスタイム、今度は若手の厳元尚(オム・ウォンサン、蔚山現代)と鄭優営(チョン・ウヨン)の呼吸が光った。厳元尚が右サイドから折り返したパスを鄭優営が落ちついてゴールに蹴り込み、劇的に引き分けに持ち込んだ。

これで韓国のパラグアイ戦の歴代対戦成績は2勝1敗4分けとなった。韓国は1986年の最初の対戦で1-3で敗れて以降36年間にわたりパラグアイに一度も負けていない。

韓国代表はブラジル、チリ、パラグアイに続いてエジプト(FIFAランキング32位、14日ソウル)との今月最後の親善試合を行う。



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