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韓国、貿易赤字も経常黒字は維持

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年12月1日、釜山南区(プサン・ナムグ)戡湾(カムマン)ふ頭で輸出用コンテナ船舶に船積みをしている。ソン・ポングン記者

最近の貿易赤字の中でも経常収支は依然として黒字を維持している。韓国政府と韓国銀行(韓銀)は輸出入額を集計する方式の違いで差が生じると説明する。ただ、貿易赤字状況が長引けば黒字を維持する経常収支にも結局はマイナスの影響を与えると、専門家らは懸念している。

◆貿易赤字も経常収支は黒字

産業通商資源部と韓銀によると、今年1-3月の貿易収支は36億2875万ドルの赤字だった。しかし同じ期間、経常収支は150億6400万ドルの黒字(商品収支は104億300万ドル黒字)だった。特に1月の貿易赤字は47億4164万ドルと、過去最大の赤字幅となったが、1月の経常収支は19億1500万ドルの黒字(商品収支は8億2000万ドル黒字)だった。


経常収支は外国と財・サービスを売買する経常取引を集計したものだ。商品収支・サービス収支・本源所得収支および移転所得収支で構成される。特にこのうち財の輸出入の差を表す商品収支は貿易収支と大きな枠で同じ概念だ。しかし最終集計した2つの指標は金額で差を表した。1-3月の商品収支は104億300万ドルの黒字、1月の商品収支は8億2000万ドルの黒字だった。

特に1月の貿易収支と商品収支は輸入額で大きな差があった。政府(貿易収支)は1月、輸入額(601億9078万ドル)が600億ドルを超え、輸出額(554億4914万ドル)を大幅に上回ったと発表した。一方、韓銀(商品収支)は1月の輸入額(554億6100万ドル)が500億ドル半ばにとどまり、独自集計の輸出額(562億8100万ドル)を下回ったと発表した。

◆経常収支は運賃含まず

似た目的で集計した2つの指標の数値が異なるのは集計方式に差があるからだ。まず輸出入価格の評価方式が違う。輸出入価格は運賃と保険料を輸入業者が負担する本船渡し条件(FOB=Free On Board)と、運賃と保険料を輸出業者がすべて負担する運賃保険料込み条件(CIF=Cost,Insurance and Freight)の2種類がある。

関税庁が発表する貿易収支は、輸出額はFOB方式で集計するが、輸入額はCIF方式で計算する。この場合、輸出額からは運賃・保険料が抜けるが、輸入額にはこうした費用が含まれる。一方、韓銀が集計する商品収支は輸出入額ともにFOB方式で集計する。韓銀の集計では輸入額から運賃・保険料が抜けるため貿易収支の輸入額より少なくなる。

◆加工貿易の原材料輸入額も含まず

輸出入額を計算する時点と方式にも差がある。貿易収支は実際に商品が税関当局に申告した時点が基準だ。しかし商品収支は所有権の移転を基準とする。例えば国内の造船会社が受注しても、実際に船を建造して引き渡すまでは貿易収支に反映されない。半面、商品収支では建造の進行過程で船舶の代金を一部受ければその金額を輸出額に含める。

こうした差のために商品収支は貿易収支では反映されない中継貿易や加工貿易まで細かく指標で表す。特に外国企業が国内に工場を置いて商品を生産するため原材料を国内に運べば、貿易収支は外国から国内に財が入ってきたので輸入額として計算する。しかし商品収支は同じ外国企業内の取引であるため所有権が移転されないとみて輸入額として集計しない。

韓銀の関係者は「貿易収支では商品収支とは違って運賃・保険料が輸入額として反映されるうえ、加工貿易で輸入する原材料までも含めるため、金額が大きくなる」とし「このために商品収支が黒字でも貿易収支は赤字になったりする」と説明した。

特に経常収支は財の取引だけを集計する貿易収支とは異なり、サービスと配当・利子・賃金および取引まですべて集計する。もちろん全体の経常収支で商品収支の比率が絶対的に大きいが、サービスなど他の取引額も集計するため、単純に貿易取引が良くないからといって経常収支が赤字となるわけではない。

◆「貿易赤字は結局マイナス影響に」…4月は赤字の可能性も

最近の貿易赤字は経常赤字にまでつながっていない。しかし今のような貿易赤字が長引けば、経常収支にも結局はマイナスの影響を与える。特に国内企業の配当があった4月には外国人投資家が配当金を海外に持ち出すため、一時的に経常収支が赤字に転じる可能性がある。一部では今年は1997年の通貨危機以来25年ぶりに経常収支と財政収支が同時に赤字になる「双子の赤字」を懸念する声も出ている。

これに関し方基善(パン・ギソン)企画財政部第1次官は3日の経済関係次官会議で「毎年4月に外国人配当が集中し、(経常収支が)一時的な要因でやや悪化する可能性がある」と明らかにした。ただ、「5月にはまた改善されると予想される。主要機関は年間で500億ドル水準の黒字を見込んでいる」とし、悲観的な見方とは一線を画した。

延世大の成太胤(ソン・テユン)経済学科教授は「集計方式と範囲の差で貿易赤字にもかかわらず、経常収支が黒字になったりする」とし「しかし貿易赤字が続く状況は、経常黒字と関係なく対外経済環境がそれだけ良くないという意味」と話した。



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