映画『ベイビー・ブローカー』(映画社ジプ、左)、映画『ハント』(サナイピクチャーズ、右) [写真 各配給会社]
スタジオシステムは資本力を土台に良質のコンテンツ制作を安定的に後押しする点がメリットだ。大衆文化評論家のキム・ソンスさんは「かつて地上波テレビ局など流通チャンネルを保有した方に創作者が従属した構造だったとすれば、OTT登場後には多数のプラットフォームがウェルメイドのコンテンツを先取りするために競争して実力のある創作者がリードする構図になった」と話した。また「今後K-コンテンツが世界に根を下ろすのにスタジオのエコシステムが大きな役割を果たすだろう」と見通した。大型スタジオ所属の制作会社関係者は「まだ独立状態にある制作会社の中で相当数も安定した創作活動のためにスタジオに入るように願う雰囲気」と伝えた。
カンヌで際立った韓国コンテンツ、その後ろには「ハリウッド型スタジオ」(1)
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