27日、会談前に握手するウォン豪外相(右)とバイニマラマ・フィジー首相兼外相。 [ウォン外相 フェイスブック]
23日のマレーシアの中国語新聞「光華日報」によると、ウォン外相はマレーシアのボルネオ島サバ州でマレー国籍の中国系建築家の父とオーストラリア国籍の欧州系の母の間に生まれた。8歳の時に親が離婚し、母とオーストラリア南部のアデレードに定着した。アデレード大学で法学と芸術を専攻したウォン外相は2001年に上院議員に当選し、政界に入門した。2007年にケビン・ラッド労働党政権で気候変動・水資源相に任命され、2010年には財務・規制緩和相となった。今年の総選挙を控えて野党の影の内閣で外相を引き受け、労働党党内序列3位に浮上した。
中国外相の不意をついた中国系豪女性外相の「フィジー訪問挑発」(2)
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