「このような結果がわが韓国映画を愛してくださる韓国ファンの愛と声援がなかったら可能だっただろうか、そのように思います」
韓国の俳優の中で初めてカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受ける歴史を書いた俳優ソン・ガンホが30日、帰国するやいなや話したことだ。ソン・ガンホが主役を演じた映画『ベイビー・ブローカー』の是枝裕和監督、俳優カン・ドンウォン、女優イ・ジウン(IU)、女優イ・ジュヨンはこの日午後2時30分ごろ、仁川(インチョン)国際空港第1ターミナルを通じて帰国した。
彼らが到着する1時間前から空港は100人余りの取材団とファンたちでにぎわっていた。ソン・ガンホを筆頭に俳優らと是枝監督が入国ゲートから出ると、ファンたちは歓呼し、俳優たちは明るい笑顔で手を振った。
感想を述べるために一列に並べた是枝監督と俳優らは最初の発言を「カンヌの男」になったソン・ガンホに渡した。マイクを手にしたソン・ガンホは「韓国映画を鋭意注視しながら声援を送ってくださる大韓民国の映画ファンに感謝を申し上げる」として再度受賞の花をファンたちに持たせた。
取材団に主演男優賞のトロフィーを見せたソン・ガンホは映画『ベイビー・ブローカー』について「是枝裕和という日本の巨匠監督が韓国の俳優らとともに作品を作ったということに意味がある」として「私たちは国籍が違っても映画を通じて同じ考えと感情を持って追求する美しさを共有することができるという(ことを知らせる)側面でとても重要な作業だった」と話した。
ソン・ガンホとともに帰国した俳優は「来てくださってありがとうございます」(カン・ドンウォン)、「忘れられない面白い時間を過ごしてきたが、来るや否や空港で歓待していただき、気持ち良い最後になりそうだ」(イ・ジウン)など短い挨拶のコメントを残した。
イ・ジュヨンは「何よりソン・ガンホ先輩の受賞をもう一度お祝い申し上げる」とし、是枝監督は「このチームにとって最高のスタートを切ったと考える」として感謝を伝えた。
映画『別れる決心』で監督賞を受賞して韓国映画歴史上初で「カンヌ映画祭本賞2冠」のもう一人の主人公になったパク・チャヌク監督もこの日午後6時10分ごろ帰国した。自身を待っていた数十人の取材団に向き合ったパク監督は「実際、私がほしかった賞は男女演技賞だったが、思いもしなかった賞を受けることになった。俳優が賞を受ければ『あの監督と働けば良い賞を受けさせるんだ』という認識ができて次の作品のキャスティングに役立つが、ちょっと残念」と謙虚な冗談交じりのコメントを伝えた。
『オールド・ボーイ』で審査委員大賞、『渇き』で審査委員賞を受けたことに続き、今回が3回目の受賞だったパク監督は「3回目なので特別な感動があるわけではない」とし、「いわゆる芸術映画を作る人に限られるのではないか心配だ」と話した。
また「私が作る映画は常に大衆のための商業映画なので、もしかしたら面白過ぎてカンヌ映画祭のようなところと似合わないとも考えられるが、(カンヌ映画祭受賞で)大衆とはかけ離れた芸術映画として印象を残すのではないか少し心配だ。そのような先入観は捨てていただきたい」と話した。
今後ソン・ガンホとともに作業することに対しては「ソン・ガンホさんはすでに外国人監督と作業し、大きな賞まで受けたのでもう国際スターになってしまって私にまで順番が回ってくるか分からない」と冗談を言った。その一方で「当然、私としてはいつも一緒に働きたい第一の俳優」と語った。
韓国の俳優の中で初めてカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受ける歴史を書いた俳優ソン・ガンホが30日、帰国するやいなや話したことだ。ソン・ガンホが主役を演じた映画『ベイビー・ブローカー』の是枝裕和監督、俳優カン・ドンウォン、女優イ・ジウン(IU)、女優イ・ジュヨンはこの日午後2時30分ごろ、仁川(インチョン)国際空港第1ターミナルを通じて帰国した。
彼らが到着する1時間前から空港は100人余りの取材団とファンたちでにぎわっていた。ソン・ガンホを筆頭に俳優らと是枝監督が入国ゲートから出ると、ファンたちは歓呼し、俳優たちは明るい笑顔で手を振った。
感想を述べるために一列に並べた是枝監督と俳優らは最初の発言を「カンヌの男」になったソン・ガンホに渡した。マイクを手にしたソン・ガンホは「韓国映画を鋭意注視しながら声援を送ってくださる大韓民国の映画ファンに感謝を申し上げる」として再度受賞の花をファンたちに持たせた。
取材団に主演男優賞のトロフィーを見せたソン・ガンホは映画『ベイビー・ブローカー』について「是枝裕和という日本の巨匠監督が韓国の俳優らとともに作品を作ったということに意味がある」として「私たちは国籍が違っても映画を通じて同じ考えと感情を持って追求する美しさを共有することができるという(ことを知らせる)側面でとても重要な作業だった」と話した。
ソン・ガンホとともに帰国した俳優は「来てくださってありがとうございます」(カン・ドンウォン)、「忘れられない面白い時間を過ごしてきたが、来るや否や空港で歓待していただき、気持ち良い最後になりそうだ」(イ・ジウン)など短い挨拶のコメントを残した。
イ・ジュヨンは「何よりソン・ガンホ先輩の受賞をもう一度お祝い申し上げる」とし、是枝監督は「このチームにとって最高のスタートを切ったと考える」として感謝を伝えた。
映画『別れる決心』で監督賞を受賞して韓国映画歴史上初で「カンヌ映画祭本賞2冠」のもう一人の主人公になったパク・チャヌク監督もこの日午後6時10分ごろ帰国した。自身を待っていた数十人の取材団に向き合ったパク監督は「実際、私がほしかった賞は男女演技賞だったが、思いもしなかった賞を受けることになった。俳優が賞を受ければ『あの監督と働けば良い賞を受けさせるんだ』という認識ができて次の作品のキャスティングに役立つが、ちょっと残念」と謙虚な冗談交じりのコメントを伝えた。
『オールド・ボーイ』で審査委員大賞、『渇き』で審査委員賞を受けたことに続き、今回が3回目の受賞だったパク監督は「3回目なので特別な感動があるわけではない」とし、「いわゆる芸術映画を作る人に限られるのではないか心配だ」と話した。
また「私が作る映画は常に大衆のための商業映画なので、もしかしたら面白過ぎてカンヌ映画祭のようなところと似合わないとも考えられるが、(カンヌ映画祭受賞で)大衆とはかけ離れた芸術映画として印象を残すのではないか少し心配だ。そのような先入観は捨てていただきたい」と話した。
今後ソン・ガンホとともに作業することに対しては「ソン・ガンホさんはすでに外国人監督と作業し、大きな賞まで受けたのでもう国際スターになってしまって私にまで順番が回ってくるか分からない」と冗談を言った。その一方で「当然、私としてはいつも一緒に働きたい第一の俳優」と語った。
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