バイデン米大統領が20日から24日にかけて韓国と日本を訪問する期間中に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試験発射する可能性があるという見方が、韓米政府当局から同時に出てきた。
韓国の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は18日、「現在、北が今週末までに7回目の核実験をする可能性は低いと判断されるが、ICBMを含むミサイル発射が迫っていると把握している」と明らかにした。金次長は「バイデン大統領の訪韓期間中に大小の挑発が発生する場合、挑発の性格によっては従来の日程を変更してでも韓米首脳が直ちに連合防衛態勢指揮統制システムに入るようプランBも用意しておいた状態」と説明した。
これに先立ち韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は北朝鮮の核実験の可能性に関連し、17日の国会国防委員会全体会議で「まだすべてが終わったとは言いがたいが、大きな枠で多くの部分は準備されている」と述べた。
米CNNも17日(現地時間)、情報当局者の話を引用し「(北朝鮮で)過去のICBM発射当時に表れた兆候が現在みられる」とし「今後48-96時間内に北朝鮮がICBMを発射する可能性がある」と報じた。韓国政府筋は「工場で組み立てたICBMの発射場所移動、ICBMへの燃料供給、活発な車両と人員の移動などを普通、ICBM発射の兆候と評価する」と説明した。CNNは衛星観測で把握された発射場所は平壌(ピョンヤン)付近だと伝えた。北朝鮮は今年に入ってICBMを5回発射したが、すべて平壌順安(スンアン)空港一帯だった。
韓国の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は18日、「現在、北が今週末までに7回目の核実験をする可能性は低いと判断されるが、ICBMを含むミサイル発射が迫っていると把握している」と明らかにした。金次長は「バイデン大統領の訪韓期間中に大小の挑発が発生する場合、挑発の性格によっては従来の日程を変更してでも韓米首脳が直ちに連合防衛態勢指揮統制システムに入るようプランBも用意しておいた状態」と説明した。
これに先立ち韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は北朝鮮の核実験の可能性に関連し、17日の国会国防委員会全体会議で「まだすべてが終わったとは言いがたいが、大きな枠で多くの部分は準備されている」と述べた。
米CNNも17日(現地時間)、情報当局者の話を引用し「(北朝鮮で)過去のICBM発射当時に表れた兆候が現在みられる」とし「今後48-96時間内に北朝鮮がICBMを発射する可能性がある」と報じた。韓国政府筋は「工場で組み立てたICBMの発射場所移動、ICBMへの燃料供給、活発な車両と人員の移動などを普通、ICBM発射の兆候と評価する」と説明した。CNNは衛星観測で把握された発射場所は平壌(ピョンヤン)付近だと伝えた。北朝鮮は今年に入ってICBMを5回発射したが、すべて平壌順安(スンアン)空港一帯だった。
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