3日、青瓦台世宗室で第20回国務会議に先立って開かれた大統領肖像画公開行事で、文在寅大統領が自身の肖像画について説明している。 青瓦台写真記者団
文大統領は尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領に向けて「大統領モードになるべき」と忠告した。大統領選挙当時に北朝鮮に対して強硬発言をしたのが「北朝鮮と相手にした経験がないため」と批判し、女性家族部廃止方針には「よく知りもせずやることではない」と非難した。常識と襟度のレッドラインを行き来する発言だが、自身の後に続いて国を統治する大統領職(presidency)に対する尊重があるのなら、このように節制されていない言葉を口外しないはずだ。自身は「大統領モード」のレールを脱線しながら、後任者には「モード」は話すというのは一体どういうことなのか。まさにブラックコメディだ。
【中央時評】支持率45%大統領の拙劣な退場(2)
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