3日、青瓦台世宗室で第20回国務会議に先立って開かれた大統領肖像画公開行事で、文在寅大統領が自身の肖像画について説明している。 青瓦台写真記者団
文大統領が陣営または自身の利害という「洞窟」に閉じこもっていなければ、怒りの声が聞こえていたはずだ。大法院(最高裁)はもちろん、法曹界、一般市民も反対する。最近、首都圏の有権者10人のうち6人が反対するという調査もあった。首都圏は大統領選挙で李在明候補が1.1%ポイント上回ったところだ。文大統領はむしろ民主党に同調した。国会の状況に合わせて国務会議の時間を当初の午前10時から11時に移し、午後4時に、そして午後2時に何度も変えた。そうしておきながら「国会が捜査と起訴の分離に一歩先を進んだ」と評価した。「国会」でなく民主党の横暴だったにもかかわらずだ。
統合のための赦免には背を向けた。金泳三(キム・ヨンサム)大統領が退任前に全斗煥(チョン・ドゥファン)・盧泰愚(ノ・テウ)元大統領を赦免して退いたのとは違い、李明博(イ・ミョンバク)元大統領に対して自ら解決しなかった。経済5団体の財界人赦免・復権の声にも応じなかった。自身の側近である金慶洙(キム・ギョンス)元慶尚南道知事の赦免に対する世論が良くないため、すべての赦免をやめたのではないのか。宋永吉(ソン・ヨンギル)元民主党代表が「(尹次期大統領が)金慶洙元知事を赦免せず、李元大統領だけを赦免できるのか。なぜそれをバカのように文在寅政府が政治的負担を負うのか」と言ったのが事実なら、まさに狭量だ。
これで文大統領は国民全員の指導者というよりも最後まで陣営のボスにとどまったことが改めて確認された。支持者だけを眺めて支持者とだけ一緒にした。その結果が退任大統領として異例にも高い40%台の支持率だが、国が分裂しようと40%の支持率を基礎に退任後にも陣営の上王の役割をするのなら心配だ。文大統領は昨日「新しい時代を開いた」と自負した。最後まで続く自画自賛に驚くしかない。
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