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ロシア、マリウポリ最後の抗戦地アゾフスタリ製鉄所への攻撃を再開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ウクライナ南部マリウポリの最後の抗戦地「アゾフスタリ製鉄所」を抜け出すことができなかった民間人が数百人にのぼる中、ロシア軍がアゾフスタリ製鉄所への攻撃を再開した。

AFP通信によると、アゾフスタリ製鉄所で最後の抗戦中のアゾフ連隊の副司令官は3日(現地時間)、SNSを通じて「ロシア軍がタンクと装甲車を前に出し、アゾフスタリを激しく攻撃している」とし「ロシア軍は海岸側からボートを利用して大規模な歩兵兵力を上陸させようとしている」と伝えた。続いて「今回の攻撃を撃退するために全力を尽くす」とし「アゾフスタリ内の民間人を退避させるため直ちに措置を要求する」と明らかにした。

アゾフスタリ製鉄所はウクライナ南部の港町マリウポリを防御中の第36海兵旅団とアゾフ連隊の最後の拠点であり、ウクライナの兵力のほか数百人の民間人がここにいる。


国連と国際赤十字委員会(ICRC)はこの日、アゾフスタリから100人以上の避難民を救出し、ウクライナ軍が統制するザポリージャに移動させたと明らかにした。

ロシアのプーチン大統領は先月21日、マリウポリを掌握したと伝え、アゾフスタリ製鉄所に対する占領作戦中断を指示した。ただ「ハエ1匹も通さないよう製鉄所を封じ込めるべき」とロシア軍に封鎖作戦を命じた。

その後、国連、ICRCも民間人救助に参加し、製鉄所内の一部の民間人が外部に退避したという。マリウポリのボイチェンコ市長は「国連の仲裁で民間人が撤収したが、製鉄所に依然として200人以上の民間人がいる」と伝えた。



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