「5月のカムバック・デビュー大乱」
今年を振り返る際、今月はこのように記録されるだろう。活動再開するビッグスターや期待を集める新人が続々と待機している。先月29日、9枚目のフルアルバムをリリースし、リード曲『That That』のユーチューブ公開から24時間で3000万回の再生回数を記録したPSY(サイ)まで、各音楽チャートの競争の激化が予想される。業界関係者の間では「ショーケース会場の確保さえ容易ではない」という声が出ている。
◆「パンデミックの冬の終わり」、歌謡界の春
カムバックが急に集中したのは、ソーシャルディスタンス政策が事実上、終わりつつあるためだ。全席を使用した対面公演が可能になり、海外ツアーが本格化する一方で国内のフェスティバルや各種イベントも再開する。新曲を出して活動するのに最適なタイミングだ。
まず、2日にトップトロット(日本の演歌に相当)歌手のイム・ヨンウンが1stフルアルバム『IM HERO』を発表する。「トロットの英雄」の初めてのフルアルバムだけに、先月の予約販売開始と同時に一部サイトのサーバーが麻痺し、話題になった。「ミリオンセラー(100万枚以上の販売)」は難なく達成する見通しだ。イム・ヨンウンはアルバム発売直後の6日から、全国で計21回のコンサートを開く計画だ。
イム・ヨンウンと同じ日、HYBEのパン・シヒョク議長が長期にわたり注力してきたガールズグループ「LE SSERAFIM(ル・セラフィム)」がデビューする。人気ガールズグループIZ*ONE(アイズワン)出身の宮脇咲良とキム・チェウォン、オーディション番組『PRODUCE48』に出演したホ・ユンジンなどの6人で構成されたHYBE初のガールズグループだ。同日、1stミニアルバム『FEARLESS』をリリースし、活動をスタートさせる予定だ。所属事務所の「SOURCE MUSIC」によると、ミニアルバムの先行注文枚数は先月30日基準で38万枚。既に有名なメンバーが含まれていることを考慮しても、新人グループとしては異例の成績だ。LE SSERAFIMのリード曲のティーザーなど、ユーチューブの事前広報動画の総再生回数は先月30日基準で3000万回を記録した。
翌日の3日には、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメインボーカル、リョウクが3年ぶりにソロミニアルバム『A Wild Rose』でカムバックする。同日、ボーイズグループiKON(アイコン)の4thミニアルバム『FLASHBACK』も待機中だ。同アルバムのデジタルバージョンには5曲、10日に発売するフィジカルアルバムには6曲収録される予定だ。
5月第2週の9日、「第4世代アイドル代表走者」とされるTOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー、TXT)の4thミニアルバムが発売される。TXTは、防弾少年団(BTS)と同じレーベル(BIGHITミュージック)所属で、海外で大きな人気を博している。「BTSの弟グループ」とも呼ばれている。ニューアルバムの国内外の先行注文枚数は、すでに144万7000枚を突破している。BIGHITミュージックは、「これは昨年5月に出した2thフルアルバムの2倍以上で、自己最高記録を更新した」とコメントした。今年7月、初のワールドツアーを行い、国際舞台攻略に乗り出す。
16日にはASTROがカムバックする。2016年に結成された6人組ボーイズグループASTROは3rdフルアルバム『Drive to the Starry Road』をリリースし、グループ活動を再開する。これまで俳優など各自の活動を続けてきたASTROは28~29日に単独コンサートを開催し、グループ活動に邁進する。
LE SSERAFIMと同じくらい歌謡界の注目が集まったもう1組の新人グループは17日にデビューするTNXだ。「PSYのアイドル」と呼ばれる6人組のボーイズグループで、昨年SBS(ソウル放送)のオーディション番組『LOUD』で結成された。2018年10月にP NATIONを設立したPSYが社名をかけて初めて世に送り出すアイドルだ。
最近、初の英語曲『Darl+ing』を発表し、グローバル市場進出を始動させた13人組のボーイズグループSEVENTEENは27日午前0時、4thフルアルバム『Face the Sun』でカムバックする。ビルボードチャート入りなど米国市場を念頭に置いているため、月曜日ではなく金曜日発売と決定した。今月7~8日、さいたまスーパーアリーナで行われる日本公演は、6万席(2回公演)全席がすでに完売している。
まだ日程は発表されていないが、昨年1月に契約満了でJYPエンターテインメントを離れた7人組ボーイズグループGOT7も5月中にカムバックする予定だ。メンバー7人が6社の所属事務所に分かれたが、新曲を出して「完全体」での活動を続けることにした。
今年を振り返る際、今月はこのように記録されるだろう。活動再開するビッグスターや期待を集める新人が続々と待機している。先月29日、9枚目のフルアルバムをリリースし、リード曲『That That』のユーチューブ公開から24時間で3000万回の再生回数を記録したPSY(サイ)まで、各音楽チャートの競争の激化が予想される。業界関係者の間では「ショーケース会場の確保さえ容易ではない」という声が出ている。
◆「パンデミックの冬の終わり」、歌謡界の春
カムバックが急に集中したのは、ソーシャルディスタンス政策が事実上、終わりつつあるためだ。全席を使用した対面公演が可能になり、海外ツアーが本格化する一方で国内のフェスティバルや各種イベントも再開する。新曲を出して活動するのに最適なタイミングだ。
まず、2日にトップトロット(日本の演歌に相当)歌手のイム・ヨンウンが1stフルアルバム『IM HERO』を発表する。「トロットの英雄」の初めてのフルアルバムだけに、先月の予約販売開始と同時に一部サイトのサーバーが麻痺し、話題になった。「ミリオンセラー(100万枚以上の販売)」は難なく達成する見通しだ。イム・ヨンウンはアルバム発売直後の6日から、全国で計21回のコンサートを開く計画だ。
イム・ヨンウンと同じ日、HYBEのパン・シヒョク議長が長期にわたり注力してきたガールズグループ「LE SSERAFIM(ル・セラフィム)」がデビューする。人気ガールズグループIZ*ONE(アイズワン)出身の宮脇咲良とキム・チェウォン、オーディション番組『PRODUCE48』に出演したホ・ユンジンなどの6人で構成されたHYBE初のガールズグループだ。同日、1stミニアルバム『FEARLESS』をリリースし、活動をスタートさせる予定だ。所属事務所の「SOURCE MUSIC」によると、ミニアルバムの先行注文枚数は先月30日基準で38万枚。既に有名なメンバーが含まれていることを考慮しても、新人グループとしては異例の成績だ。LE SSERAFIMのリード曲のティーザーなど、ユーチューブの事前広報動画の総再生回数は先月30日基準で3000万回を記録した。
翌日の3日には、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメインボーカル、リョウクが3年ぶりにソロミニアルバム『A Wild Rose』でカムバックする。同日、ボーイズグループiKON(アイコン)の4thミニアルバム『FLASHBACK』も待機中だ。同アルバムのデジタルバージョンには5曲、10日に発売するフィジカルアルバムには6曲収録される予定だ。
5月第2週の9日、「第4世代アイドル代表走者」とされるTOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー、TXT)の4thミニアルバムが発売される。TXTは、防弾少年団(BTS)と同じレーベル(BIGHITミュージック)所属で、海外で大きな人気を博している。「BTSの弟グループ」とも呼ばれている。ニューアルバムの国内外の先行注文枚数は、すでに144万7000枚を突破している。BIGHITミュージックは、「これは昨年5月に出した2thフルアルバムの2倍以上で、自己最高記録を更新した」とコメントした。今年7月、初のワールドツアーを行い、国際舞台攻略に乗り出す。
16日にはASTROがカムバックする。2016年に結成された6人組ボーイズグループASTROは3rdフルアルバム『Drive to the Starry Road』をリリースし、グループ活動を再開する。これまで俳優など各自の活動を続けてきたASTROは28~29日に単独コンサートを開催し、グループ活動に邁進する。
LE SSERAFIMと同じくらい歌謡界の注目が集まったもう1組の新人グループは17日にデビューするTNXだ。「PSYのアイドル」と呼ばれる6人組のボーイズグループで、昨年SBS(ソウル放送)のオーディション番組『LOUD』で結成された。2018年10月にP NATIONを設立したPSYが社名をかけて初めて世に送り出すアイドルだ。
最近、初の英語曲『Darl+ing』を発表し、グローバル市場進出を始動させた13人組のボーイズグループSEVENTEENは27日午前0時、4thフルアルバム『Face the Sun』でカムバックする。ビルボードチャート入りなど米国市場を念頭に置いているため、月曜日ではなく金曜日発売と決定した。今月7~8日、さいたまスーパーアリーナで行われる日本公演は、6万席(2回公演)全席がすでに完売している。
まだ日程は発表されていないが、昨年1月に契約満了でJYPエンターテインメントを離れた7人組ボーイズグループGOT7も5月中にカムバックする予定だ。メンバー7人が6社の所属事務所に分かれたが、新曲を出して「完全体」での活動を続けることにした。
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