朝鮮人民革命軍創建９０周年閲兵式に姿を見せなかったとされ関心を集めている金与正（キム・ヨジョン）朝鮮労働党中央委員会副部長の姿が遅れて確認された。

統一部は２８日、北朝鮮の閲兵式分析結果に基づき、金副部長が行事に参加していたものと把握した。朝鮮中央テレビが事後中継した映像で金副部長の姿が見られた。

これに先立ち金副部長は式の前に開かれたと推定される慶祝宴会行事だけで姿が見られた。党機関紙の労働新聞などが閲兵式関連報道をしながらも金副部長の名前は出ておらず、閲兵式の写真でも見つけるのが困難だった。


一方、金委員長に至近距離で随行する未詳の女性に対する関心も徐々に高まっている。閲兵式行事の場面で金委員長夫妻の横にめがねをかけた女性が随行する姿が見られた。

統一部当局者は未詳の女性について「儀典の役割をしていると推定しているが身元は把握中。今回具体的に顔が現れ関係機関とともに確認したい」と明らかにした。