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上海シャットダウンいつまで…230店舗閉鎖の韓国企業に不安

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国上海のイーランド店舗 [写真=イーランド]

中国上海「シャットダウン」(全面封鎖)措置が予想より長くなり、現地に進出した国内流通業者の心配が深まっている。5日に封鎖が解除される予定だったが、新型コロナ拡大が収まらず封鎖が続いているのだ。

上海市当局は先月28日から7日現在まで都市全体を封鎖している。医療など核心公共サービス、宅配、食料品供給など必須業種の従事者を除いた全住民が外出できず、公共交通の運行も停止した。新型コロナ感染者が一日2000人を超えたことで取られた措置だ。上海市当局が当初予定していた封鎖は4日までだった。しかし新型コロナ感染者数が減らず、封鎖が無期限延長された。

上海に生産・販売施設を保有する韓国企業の不安も深まっている。イーランドは上海で運営するファッション関連230店舗をすべて閉店中だ。SPCグループのパリバゲットも約130店舗を閉めたままだ。BBQも約50店舗が休業中だ。流通業界の関係者は「外出が禁止された状況なので働く職員も買いに来る客もいない状況」と伝えた。


工場の稼働もストップした。農心は先月28日から上海工場を閉めている。インスタントラーメンを年間3億5000万個生産する工場だ。オリオンとアモーレパシフィックも1日から上海工場の運営を中断した。プルムウォンは上海内の流通網がふさがった。

企業は「まだ持ちこたえることができる」という反応だ。中国国内の他の地域に工場があるからだ。農心は瀋陽工場をフル稼働している。瀋陽工場で生産したラーメンを上海に運送する。現在、上海全体が封鎖されているが、生活必需品は搬入が可能だ。オリオンも北京、広州、瀋陽の工場で生産した製品を上海に搬入している。

しかしシャットダウンが長期化すれば話が変わる。10日間営業できなかったイーランド、パリバゲット、BBQは1カ月間の売上の30%が消えた。農心・オリオンも中国国内の他の工場の稼働で上海工場をカバーするには限界がある。イーベスト証券のアナリストは「今回の封鎖で営業への支障、物流および通関の遅延、消費萎縮などが懸念される」と話した。

流通業界の関係者は「昨年8月に浙江省寧波舟山港が臨時閉鎖され、先月は深センも封鎖されたが、物流の処理に困難があった」とし「中国当局が税制優遇など封鎖に伴う支援をすると期待しているが、何よりも封鎖の解除を待っている」と述べた。



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