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「コンドーム・はさみを真っ先に…」 性暴行の恐怖に震えるウクライナ女性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

3日、写真作家ミハイル・パリンチャク(Mikhail Palinchak)氏がインスタグラムに該当の写真とあわせて「2日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)から20キロメートル離れたある高速道路で民間人の死亡者が目撃された。茶色の毛布の中には民間人男性1人と全裸の女性2~3人の遺体があり、身体の一部は焼けていた」とコメントした。

ロシア軍が占領したウクライナ地域で集団性暴行が発生していてウクライナ女性が恐怖に震えている。

3日(現地時間)、英国日刊紙ガーディアンによると、この日フォトグラファーのミハイル・パリンチャク(Mikhail Palinchak)氏がウクライナの首都キーウ(キエフ)から20キロメートル離れたある高速道路で撮影した写真を見て驚愕したと報じた。

パリンチャク氏によると、該当の写真の茶色の毛布の下には民間人男性1人と全裸の女性2~3人の遺体があり、身体の一部は焼けていたと主張した。


ガーディアンは該当の写真が、ロシア軍がウクライナ侵攻以降、民間人に対して処刑・強姦・拷問などを繰り返している証拠であり、特にロシア軍撤退地域で集団性暴行や子どもの前で強姦するなどの犯罪が増えていると明らかにした。

キーウ居住の女性運動家、アントニナ・メドベチュク(Antonina Medvedchuk)氏(31)はガーディアンを通じて「避難の前に護身のために真っ先に手を取ったのはコンドームとはさみだった」としながら「毎日戦闘が終わり、通行禁止前の休戦時間に基本救急用品の代わりに応急避妊薬を探し回った」と話した。

性暴行加害者はロシア軍だけではなかった。ウクライナ警察当局によると、これに先立って西部のビンニチャ村のある教師が学校の図書館で国土防衛隊員から強姦されるところだったが逮捕されたと明らかにした。

「ラ・ストラーダ・ウクライナ(La Strada Ukraine)」や「フェミニスト・ワークショップ(Feminist Workshop)」など現地人権・女性団体は、地方政府と協力してこのような被害女性たちに医療的・法的・心理的支援に対する情報を提供し、安全な避難所を探すために努力しているとガーディアンは報じた。

「ラ・ストラーダ・ウクライナ」のカテリーナ・チェレパカ(Kateryna Cherepakha)会長は「少女や女性たちから助けを求める緊急電話を何度も受けたが、爆撃のために彼女たちに再び連絡したり物理的に助けたりすることができなかった」とし「しかも強姦は平和な時期にも報告されない犯罪で大きな問題だ。私たちが知っている内容が氷山の一角に過ぎないかと思うと心配でたまらない」と懸念した。

「フェミニスト・ワークショップ」リビウ支部のサシャ・カンサー(Sasha Kantser)氏は「逃げれば強姦犯と銃から遠く離れて安全を確保したかのように見えるかもしれないが、トラウマは生涯を通じて被害女性について回る」と話した。



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