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韓国は5位入りも果たせず…「BTS消費国」意外な1位は日本(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

BTS

K-POPを代表するアイドルグループBTS(防弾少年団)の人気は世界的だ。それでは、BTSを最も多く消費する国はどこだろうか。1位は、韓国でない日本であることが分かった。



中央日報がユーチューブの音楽チャート統計を活用して最近1年間(2021年3月~2022年2月)主なK-POPグループのファンダムを分析した結果だ。BTSの公式ミュージックビデオ、公式音楽を利用した使用者制作コンテンツ(UCC)、歌詞動画などはこの期間に計151億回再生したが、この中で20億回以上が日本で発生して「BTS消費国」1位となった。BTSの本場である韓国は7億6800回だけで6位にのぼった。全体の5%に過ぎない。


再生回数10億回以上を記録した8チーム・個人の消費者はほとんど韓国の外にあった。BTSに続いてユーチューブで音楽動画が最も多く再生されたK-POPグループの2位はBLACKPINK(ブラックピンク、計85億9000万回)だ。このグループを最も注目した所はインド(8億2000万回)だった。TWICE(トゥワイス、日本)、Stray Kids(ストレイキッズ、メキシコ)、ITZY(イッジ、日本)、SEVENTEEN(セブンティーン、日本)なども全部海外再生回数が韓国を圧倒した。IU(アイユー)とaespa(エスパ)だけが再生回数1位の国が韓国だった。

このような国際化に力づけられ、レコード販売量も急増している。昨年、レコード販売量は史上初めて5000万枚を超えた。ガオンチャートのキム・ジヌ首席研究委員は「全体アルバム販売量の中で半分程度は海外輸出量」とし「K-POPアルバムの輸出国家は2012年23カ国から2021年88カ国に増えた」と話した。関税庁によると、昨年韓国が輸出したレコードは2億2085万ドル(約273億円)に達する。

K-POPの世界化は偶然ではない。産業研究院のチェ・ボンヒョン上級研究委員は「BTSはある日突然空から落ちたものではない」と話した。また、「エンターテインメント会社を中心に育成から創作、音楽活動、芸能活動、休息、また創作につながる音楽商品のサイクルを確立し、この過程で世界的な競争力を備えることができた」と説明した。

BTSが切り開いた道は他のK-POPグループにも道しるべを提示した。JYPエンターテインメントの8人組ボーイズグループStray Kidsが28日(現地時間)発表された米国ビルボードアルバムチャート「ビルボード200」で1位を占めた。Stray KidsはBTSとSuperMに続いてビルボード200で1位を獲得した3番目のK-POPアーティストになった。

ビルボード200は米国内で発売されたアルバムの販売量と再生回数などによりランキングを付ける。Stray Kidsが18日発売したミニアルバム『Oddinary』は24日まで米国国内だけで実物アルバム10万3000枚が売れた。


韓国は5位入りも果たせず…「BTS消費国」意外な1位は日本(2)

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