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「北朝鮮のICBM火星17型が16日に爆発、平壌に破片の雨が降った」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今年1月11日、北朝鮮が東海(トンへ、日本名・日本海)に弾道ミサイルと推定される飛翔体を発射した。

北朝鮮が16日に平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)空港一帯で試験発射した新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)火星17型が平壌上空で爆発した後、破片が雨のように降り注いだため民間に被害が発生したと国会国防委員会所属の河泰慶(ハ・テギョン)議員(国民の力)が29日に話した。これに先立ち韓米軍当局は北朝鮮が16日に火星17型の3回目の試験発射をしたが上昇途中の高度20キロメートルまでに爆発したと明らかにした。

河議員は29日の国会国防委員会で国防部非公開懸案報告を受けた後に記者らと会い、「16日に(火星17型が)数キロメートル上空で肉眼で見えるほど爆発して破片の雨が降った。人命被害は確認されていないが民間人に被害が発生した」と伝えた。彼は「平壌市民が驚き、民心離反が体制不安にまで進みかねない状況だったためこれを速やかに解決しようと急いで火星15型を発射し(火星17型発射に)成功したと宣伝したもの」と述べた。

ただ国会国防委員長のミン・ホンチョル議員(共に民主党)は「ミサイルが上空で爆発すれば当然破片が落ちる。雨のように降ったというのは(河議員の)個人の意見にすぎない」と話した。続けて「北朝鮮が24日に発射したミサイルは移動式発射台を使うなど発射方法がもう少し進化した火星15型。北朝鮮は火星17型だと主張したが、韓米共助下での判断は火星15型だった。北朝鮮が欺瞞しているもの」と述べた。


国防部は北朝鮮の追加挑発と関連して「7回目の追加核実験、火星17型追加挑発などの可能性を念頭に韓米両国は詳細な対備態勢を準備している。韓米合同演習を積極的に検討している」と報告した。



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