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士気低下のロシア軍で下剋上…「タンクに乗った部隊員が大佐をひいて殺害」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ロシア軍所属の兵士がウクライナで戦闘中に死亡者が増えると「下剋上」で指揮官を死亡させるという事態が発生したと、タイムズが25日(現地時間)報じた。

報道によると、西側情報当局の関係者は最近、タンクにひかれて死亡したと伝えられたメドベージェフ大佐について「部隊員に故意に殺害されたようだ」と分析した。

これに先立ちウクライナのメディア関係者はフェイスブックで、第37独立近衛車両小銃旅団の旅団長メドベージェフ大佐が部隊員が運転するタンクにひかれて死亡したと報じた。


当時、この部隊はキーウ(キエフ)西側のマカリフでの戦闘で兵力の半分を失い、同僚の死に怒ったある部隊員がタンクを運転してメドベージェフ大佐に突進したということだ。このためメドベージェフ大佐は両脚を負傷して病院に運ばれたと説明した。

ただ、このような主張は確認されたものではないという海外メディアの分析もある。メドベージェフ大佐が担架で病院に運ばれる映像があるが、死亡したかどうかは確認されていないと、ガーディアンは指摘した。

この映像はプーチン大統領の側近、チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長が22日に公開したもので、メドベージェフ大佐は担架で苦しむ姿だった。

一方、英国など西側はロシア軍の士気が徐々に低下しているという見方を示している。当初は短期間に終わると考えていた戦争が事実上の消耗戦に変わり、兵力の損失と食料問題などが表れているという理由でだ。米国は今回の事態でロシア軍に約7000人の死亡者が生じたと推定している。

タイムズはウクライナ各地に捨てられたロシア軍用車両が脱営の跡だと分析した。また、最近ロシア軍の将軍7人が相次いで死亡したことについて、、士気低下で将軍が最前線に向かう役割をしなければならなかったためと解釈した。



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