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「死亡説」イ・グン元大尉、自らSNSで生存報告…「フェイクニュース止めて」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

[イ・グン氏 インスタグラム キャプチャー]

国際義勇軍としてウクライナ戦争に参加するとし、現地に向かったイ・グン元海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉の死亡説が提起されたことについて、イ元大尉本人が直接SNSで生存を申告し、死亡説に反論した。

イ元大尉は15日午後、インスタグラムに「私は生きている」という内容を投稿した。

この投稿でイ元大尉は「私の隊員たちはウクライナから安全に撤収した」とし「私は一人残った。XXやるべきことが多い」と書き込んだ。


さらに、自身の死亡説に間接的に反論し、「フェイクニュースを作るのはもう止めろ」というコメントを残した。また、「任務遂行完了まで、再び音沙汰がなくなるだろう。連絡するな。毎日戦闘で忙しい」と述べた。

その後、イ元大尉はこの投稿を削除し、別の内容を投稿した。

この投稿で、イ元大尉はソウル警察庁関係者とメッセージを交わした内容をキャプチャーして公開した。キャプチャーによると、ソウル警察庁関係者がイ元大尉に現在地などを質問し、「安全な帰国のために外交部に要請する」と述べた。

イ元大尉は「外交部、警察庁、国民の皆様。皆、心配してくれて感謝する」とし、「しかし、今は韓国に帰ることができない。現場の状況が非常に深刻で、すべてのファイターが撤収すれば、もはやここには何も残らないだろう。最善を尽くしてウクライナを支援する。後日、帰国する時に連絡する」と述べた。

これに先立ち、ロシアが「ウクライナ内の傭兵180人排除」を主張し、イ元大尉の死亡説が浮上した。イ元大尉がSNSとユーチューブチャンネル「ROKSEAL」でウクライナ関連の投稿をすべて削除したことから、オンライン・コミュニティなどで死亡説など様々な推測が定期された。

一部のオンライン・コミュニティでは、あるネットユーザーがイ元大尉に送ったインスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)を公開し、彼の死亡説に反論した。このネットユーザーは15日の投稿で、「3日前にDMを送ったが、6時間前にメッセージが既読になった」とし「誰かがアカウントをハッキングしたのでなければ、イ元大尉が生きているという証拠になる」と主張した。

匿名希望の予備役将校A氏も文化日報とのインタビューで、「最近、イ氏が作戦遂行はうまくいっていると連絡してきた。イ氏側と定期的に生存確認など連絡を取っている」と話した。

韓国外交部も今月14日、「現在まで(ウクライナで)韓国国民の被害は報告されていない」とコメントした。

一方、外交部はイ元大尉を旅券法違反の疑いで警察に告発した。

旅行禁止の「旅行警報」レベル4が発令されたウクライナに、政府の許可なく訪問・滞在した場合、1年以下の懲役または1000万ウォン(約95万円)以下の罰金刑に処される可能性がある。

また、パスポートの返納命令、返納しない場合のパスポートの無効化、新しいパスポートの発行拒否および制限など行政制裁を加えることができる。

イ元大尉はSNSで「生きて帰ったら責任を取って与えられる処罰を受ける」と述べた。現在、イ元大尉一行の告発の件は、ソウル警察庁国際犯罪捜査隊が担当している。



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