ウクライナのゼレンスキー大統領。[写真 YouTube キャプチャー]
ゼレンスキー大統領は7日(現地時間)、執務室で撮影された動画を通じて「一つ明確にしたい。私はここに、キーウに留まる」と明らかにしたとニューヨーク・タイムズなどは報じた。ゼレンスキー大統領は「隠れない。誰も怖くない」と話した。
ゼレンスキー大統領はロシア軍が民間人を攻撃しないという2回目の交渉を無視して民間人の人道回廊に対して相次いで攻撃を加えていると批判した。ゼレンスキー大統領は「人道回廊に対する合意があったが作動しただろうか」とし「ロシアのタンクが作動した」と指摘した。
また、ロシアとの戦いに立ち上がったウクライナ人に賛辞を送りながら激しい交戦が起きた南部でウクライナ人らしい本性が強く現れたと主張した。あわせて「このような抵抗がロシアに『悪夢』だっただろう」と述べた。
ゼレンスキー大統領は「我々はタンクや機関銃を恐れない」としながら「相次ぐ抵抗がウクライナの未来を保障する」と強調した。
ゼレンスキー大統領は「侵略者によって破壊された我々の都市をロシアのどの都市よりも立派に再建する。敵の痕跡はないだろう」としながら都市再建への意志も表した。
これに先立ち、米紙ワシントン・ポスト(WP)はゼレンスキー大統領が米国政府の国外逃避を拒否していると報じた。
西側情報当局はゼレンスキー大統領がロシア軍の第一除去ターゲットに指定されていて命が危ないと判断している。英紙タイムズなど外信は実際にゼレンスキー大統領がロシアのウクライナ侵攻以降、3回目の暗殺危機を免れたと伝えた。
これに対して西側はロシアがキーウに進撃すればウクライナ政府をポーランドに移して亡命政府として活動するように支援する方案も検討中だが、ゼレンスキー大統領は依然とキーウに留まって戦争を指揮している。
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