ウクライナ・キーウ（キエフ）近隣のホストメル（ゴストメル）市長がロシア軍によって殺害されたと市当局は７日（現地時間）、明らかにした。

キーウ北西に位置するホストメルには戦略的なアントノフ軍空港が位置している。ここは先月２５日、ウクライナ軍とロシア軍の間で激しい戦闘が起きた場所だ。

ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）によると、この日市当局者は「ホストメルのＹｕｒｉ　Ｉｌｌｉｃｈ　Ｐｒｙｌｙｐｋｏ市長がお腹を空かせた人々にパンと病気の人々に薬を分け与えている途中で死亡した」と説明した。


市関係者は市長が別の２人と共に銃撃を受けて死亡したと伝えた。いつ死亡したのかは特定されていない。

市関係者は「誰も彼に占領軍の銃弾に向かって行けと強要しなかった」としつつも「彼はホストメルのために死んだ。彼は英雄として死んだ」と話した。