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日本を襲った「ステルスオミクロン株」、韓国でも広がり始めた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

オミクロン株

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)オミクロン株よりも伝播力が強いといわれている別名「ステルスオミクロン株(BA.2)」が日本国内の感染の主流になるという分析が出ている。

3日、朝日新聞によると、京都大学の西浦博教授はこのステルスオミクロン株が来月1日になれば東京都の新規感染者74%に達するだろうと予想した。ステルスオミクロン株が流行したデンマークで把握された実効再生産数(感染者1人が感染させる人数)と先月把握された東京の感染状況などを土台にした計算した予測だ。

これに先立ち、今年1月末に新たに登場したBA.2は従来のオミクロン株よりも感染力が1.5倍高いといわれている。韓国のPCR検査では検出が可能だが、BA.2株の登場初期に一部他国の検査体系では検出できなかったため「ステルスオミクロン株」というニックネームがついた。


韓国防疫当局も推移を鋭意注視している。これに先立って2日、疾病管理庁のコ・ジェヨン報道官は中央防疫対策本部のバックブリーフィングでBA.2の占有率が世界的に高まっていて韓国でも増加推移が現れていると説明した。

コ報道官は「BA.2から高い伝播力を表す部分が確認されたが、BA.1と重篤度では違いがないものと把握している」とし「BA.2が国内でも増加していることから、(BA.2が)国内優勢種になる場合、流行のピークや感染者数に影響を与えるかどうかも綿密に検討していく」と明らかにした。

ただし「デンマークなどBA.2占有率が高い地域での流行と感染者減少を考慮すると、BA.2の高まった伝播力が感染者増加に及ぼす影響は大きくないものと把握される」と付け加えた。



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