ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の「右腕」が米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)に2日(現地時間)、書簡を送って、国際社会に引き続き支援を要請した。アンドリ・イェルマク大統領秘書室長がその主人公だ。NYTは書簡全文を掲載して「ゼレンスキー大統領の横でこの文を書く、プーチンが誤っていることを示すために助けてほしい」という題名を付けた。
イェルマク氏はゼレンスキー大統領とともにロシアの攻撃を避けて地下防空壕に退避中にこの文を書いたと明らかにした。イェルマク氏はまず国際社会に対し、これまでの支援に感謝のメッセージを伝えた。「我々は米国と欧州の友人、そしてロシア経済に制裁を加え、我々に武器を支援してくれた全世界の民主国家に謝意を表する」と綴った。この中で「オーストラリアと日本」を摘示した。韓国には言及していない。
イェルマク氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、尊称を使わないで「ミスター・プーチン(Mr.
Putin)」という呼称を使った。意図的なものだ。イェルマク氏は「ミスター・プーチンの目標はロシア帝国を新たに築くこと」としながら「国際社会が彼の攻撃に対してどのように対処するかを他の独裁者も注視している」と書いた。今回の戦争がウクライナだけのものではないことを強調したのだ。イェルマク氏はまた「ウクライナは第2次世界大戦で800万に近い人命被害を受けたが、じっと耐え忍び、自ら選んだ自由を手放すことはない」としながら「最後の一呼吸の瞬間まで国家を守る」と強調した。
イェルマク氏が手紙を書いた場所は地下防空壕だった。イェルマク氏は「この手紙を書いている場所は国家の首都の地下にあるバンカーで、ゼレンスキー大統領がすぐ私の横にいる」とし「過去1週間、ロシアが放った爆弾が我々の頭上を飛び交ったが、我々は侵略者などを敗退させる意志でみな固く団結している」と強調した。地下バンカーに退避したウクライナ国民の状況は良くないとNYTは別途記事で伝えた。臨時病院では出産する妊婦と病気の子どもたちであふれているという。インタビューに応じたマリア・ルデンコバさんは「子どもたちが病気なので、なおさらどこにも行けない」とし「私たちが願うのは平和だけ。戦争を望む人は誰もいない」と涙声で話したという。
イェルマク氏は国際社会に持続的な支援を呼びかけた。イェルマク氏は「西側世界が提供してくれた武器をしっかり活用し、侵略勢力を我々の兵力だけでもはね除けることができるところを見せた」としつつも「もっと多くの武器が必要だ。ロシアの戦闘機がウクライナ領空を侵入できないようにする国際社会の措置も呼び掛けたい」と訴えた。
イェルマク氏はゼレンスキー大統領の最側近で、外交分野でも活躍してきた。ロシアが今回の攻撃を開始する前の昨年4月にも、TIME(タイム)誌とインタビューで「米国はウクライナにパトリオットミサイルを配備してはじめてロシアの攻撃を防ぐことができる」と主張した。国内政治では批判も相当ある。昨年12月、保守勢力は彼の退陣を主張して大統領宮前でデモを行ったことがある。しかし今回の戦争でウクライナ内のイェルマク氏に対する批判は下火となった。イェルマク氏は「国際社会はロシアをとめるためにさらに多くのことができる」とし、国連安全保障理事会(安保理)からロシアを除名するべきだという主張も展開した。ロシアは別名「P5(Permanent 5)」と呼ばれる安保理常任理事国の一つだ。
イェルマク氏はゼレンスキー大統領とともにロシアの攻撃を避けて地下防空壕に退避中にこの文を書いたと明らかにした。イェルマク氏はまず国際社会に対し、これまでの支援に感謝のメッセージを伝えた。「我々は米国と欧州の友人、そしてロシア経済に制裁を加え、我々に武器を支援してくれた全世界の民主国家に謝意を表する」と綴った。この中で「オーストラリアと日本」を摘示した。韓国には言及していない。
イェルマク氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、尊称を使わないで「ミスター・プーチン(Mr.
Putin)」という呼称を使った。意図的なものだ。イェルマク氏は「ミスター・プーチンの目標はロシア帝国を新たに築くこと」としながら「国際社会が彼の攻撃に対してどのように対処するかを他の独裁者も注視している」と書いた。今回の戦争がウクライナだけのものではないことを強調したのだ。イェルマク氏はまた「ウクライナは第2次世界大戦で800万に近い人命被害を受けたが、じっと耐え忍び、自ら選んだ自由を手放すことはない」としながら「最後の一呼吸の瞬間まで国家を守る」と強調した。
イェルマク氏が手紙を書いた場所は地下防空壕だった。イェルマク氏は「この手紙を書いている場所は国家の首都の地下にあるバンカーで、ゼレンスキー大統領がすぐ私の横にいる」とし「過去1週間、ロシアが放った爆弾が我々の頭上を飛び交ったが、我々は侵略者などを敗退させる意志でみな固く団結している」と強調した。地下バンカーに退避したウクライナ国民の状況は良くないとNYTは別途記事で伝えた。臨時病院では出産する妊婦と病気の子どもたちであふれているという。インタビューに応じたマリア・ルデンコバさんは「子どもたちが病気なので、なおさらどこにも行けない」とし「私たちが願うのは平和だけ。戦争を望む人は誰もいない」と涙声で話したという。
イェルマク氏は国際社会に持続的な支援を呼びかけた。イェルマク氏は「西側世界が提供してくれた武器をしっかり活用し、侵略勢力を我々の兵力だけでもはね除けることができるところを見せた」としつつも「もっと多くの武器が必要だ。ロシアの戦闘機がウクライナ領空を侵入できないようにする国際社会の措置も呼び掛けたい」と訴えた。
イェルマク氏はゼレンスキー大統領の最側近で、外交分野でも活躍してきた。ロシアが今回の攻撃を開始する前の昨年4月にも、TIME(タイム)誌とインタビューで「米国はウクライナにパトリオットミサイルを配備してはじめてロシアの攻撃を防ぐことができる」と主張した。国内政治では批判も相当ある。昨年12月、保守勢力は彼の退陣を主張して大統領宮前でデモを行ったことがある。しかし今回の戦争でウクライナ内のイェルマク氏に対する批判は下火となった。イェルマク氏は「国際社会はロシアをとめるためにさらに多くのことができる」とし、国連安全保障理事会(安保理)からロシアを除名するべきだという主張も展開した。ロシアは別名「P5(Permanent 5)」と呼ばれる安保理常任理事国の一つだ。
この記事を読んで…