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中国に見せつけるように…「韓国伝統服」の韓服着た写真上げた米大使代理

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

クリストファー・デル・コルソ駐韓米国代理大使が韓服を着た写真を上げ「伝統韓国文化経験を愛する」と明らかにした。[コルソ代理大使ツイッター キャプチャー]

中国が北京冬季五輪開会式行事で韓服を着た女性を「中国の少数民族」と表現して議論が起きる中で、クリストファー・デル・コルソ駐韓米国代理大使が韓服を着た写真を投稿し、「伝統韓国文化経験を愛する」と明らかにした。

コルソ代理大使は8日、ツイッターに韓服を着た写真を上げ、「太極旗(韓国)といえば何が思い浮かびますか。キムチ、K-POP、Kドラマ…、韓服は言うまでもありません」とツイートした。その上で「韓服の元祖は韓国」という内容のハッシュタグを付け加えた。

同日、在韓米国大使館も公式フェイスブックにコルソ代理大使の韓服写真とともに「コルソ代理大使が韓服インフルエンサーのユ・ミナさんとともに韓国伝統衣装である韓服を着て雲ヒョン宮を訪れた。また、どんな『韓国伝統文化』を体験すべきか推薦してほしい」と明らかにした。


◇黄熙長官「朝鮮族は海外同胞、同胞が韓国の服着たもの」

一方、中国「韓服工程」議論に対し、開会式当日に韓服を着て参観した文化体育観光部の黄熙(ファン・ヒ)長官は公式に抗議する計画はないと明らかにしている。

黄長官はこの日、北京駐在韓国特派員団とのオンライン懇談会で「韓服議論」に煮え切らない対応をしたという指摘に対し、「韓国政府代表団団長の資格で訪中した状況で慎重にならざるをえない。中国政府が韓服が中国のものと主張していない状況で公式に抗議をする根拠がなかった」と話した。

その上で「昨年東京五輪ホームページが地図上に独島(ドクト、日本名・竹島)を日本領土のように表示したこととは事案が違う。独島は日本政府が独島を日本の領土だと主張すれば強く抗議して対応する問題であり、韓服は中国政府が『中国の服』と主張したことはない」と付け加えた。

続けて「在外同胞法上、朝鮮族は韓国の海外同胞に該当する。(開会式での韓服の登場は)韓国同胞が韓国の服を着たもの。『東北工程』(高句麗史と渤海史などを中国の歴史に編入しようとする中国の歴史研究プロジェクト)が進められ互いに疑うほかない状況なのに、新華社通信とのインタビューでも『両国間で誤解の素地があるため細心であればという部分で残念だ』で話した」とした。



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