3日に行われた初の韓国大統領選挙4者テレビ討論では、与野党候補の激しい攻防があった。支持率1・2位を争う与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補と最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補は相手の弱点をつきながら互いに退かなかった。国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補と正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補は2強候補への質問で存在感を表した。
◆候補の家族イシュー
沈=金建希(キム・ゴンヒ)氏(尹錫悦候補の夫人)が(通話録音ファイルで) 「私と夫は安熙正(アン・ヒジョン、元忠清南道知事)側」と行った。尹候補は本当に性犯罪者の安熙正氏側なのか。
尹=私の妻が誰とどんな電話をしたのかは知らない。安熙正氏や呉巨敦(オ・ゴドン)氏(元釜山市長)、朴元淳(パク・ウォンスン)氏(元ソウル市長)はすべて権力を利用した性犯罪者だと考える。
沈=なら、夫人の録音公開で被害を受けるキム・ジウン氏にこの席を借りて謝罪する用意はあるのか。
尹=謝罪する。傷ついたとすれば、私が話したことではないが、公人である妻も公的な位置にいるので、キム氏を含むすべての方に謝罪する。
沈=本心なら男女の葛藤を深める政治にも変化が必要だ。
尹=それは民主党がしているのでは。
沈=李在明候補の選挙対策本部でもキム・ジウン氏に2次加害をした人がいる。
李=なぜそのような話をするのか分からないが、権力関係を利用した暴力は当然責任を負わなければならず、主要公職をしてはいけないと考える。
◆不動産政策
安=李候補様は文在寅(ムン・ジェイン)政権の後継者なのか。
李=後継者ではない。新しい李在明政権を作ろうということだ。
安=文在寅政権の不動産点数には何点を与えられるか。
李=非常に良くない不動産政策だ。何度か謝罪した。
安=住居価格が暴騰した原因は何か。
李=供給不足と需要歪曲だ。賃貸借保護政策のためにそうなった可能性もある。
安=尹候補は兵役を終えた人の住宅購入申請に加算点5点を付与するという公約をした。申請点数の満点が何点か知っているのか」
尹=40点…。
安=84点だ。このうち3人世帯が受けることができる最高点数が64点だ。昨年のソウル地域の申請カットラインは62.6点だ。
尹=(加算点は)不動産公約というより国防政策の一環だ。兵役終了者に何らかの補償と恩恵を与えるべきだという意味で提示した公約だ。
◆年金改革
安=尹候補は「年金改革を選挙公約にすれば選挙で負けてしまう。それで具体的な年金改革案を出さない」と話した。
尹=そうだ。
安=年金改革をする考えはないのか。それとも得票にプラスにならないから言えないか。
尹=やるべきだ。時間が長くかかり、大統領選挙期間に短く方向を決めて公約として発表するにはあまりにも危険だ。国民的な合意が必要であり、超党派的にやるべきなので、政権の序盤にしなければいけない。
安=文在寅大統領は尹候補と同じような話をして、結局、5年間を無駄に過ごした。3大年金を国民年金と統合しようという案をどう思うか。
尹=国民年金の問題が深刻化しているので、もう少し検討しなければいけない問題だ。公務員年金は退職後の補償レベルだが、公務員の給料が上がる中で年金制度を改革できず、このようになった。
安=国民年金改革は誰が当選するにしても4人が共同で宣言するのはどうか。
李=よい。
尹=この席でしよう。それは選択のない問題だ。
◆THAAD(高高度防衛ミサイル)追加配備
李=中国と戦略的協力・パートナー関係を引き続き発展させていく必要がある。(韓国の)貿易の25%を中国に依存している。対中貿易黒字は年間50兆ウォン(約4兆7950億円)以上だ。なぜTHAAD追加配備で中国の反発を招いて経済をつぶそうとするのか。どこに設置するのか。
尹=THAADについて知るべきだ。今日(李候補は)L-SAMという中高度迎撃システムを開発すべきだと話した。L-SAMは40-60キロの高度で、THAADは40-150キロの高度だ。北が首都圏を狙う場合は高角発射する場合が多く、当然必要となる。
李=ブルックス元在韓米軍司令官も追加のTHAADは必要ないと言った。安保の不安を煽って票を得ようとし、経済をつぶすという指摘がある。
尹=安全保障が確実であってこそ株価が維持され、韓半島(朝鮮半島)リスクが減る。ブルックス元司令官はTHAADを低層防御システムと連係してこそ効果的だと言った。THAAD追加配備が必要ないという話はしていない。
安=李候補は中国メディアのインタビューでTHAAD配備を撤回すべきだと話したことがある。その話を撤回する用意はあるのか。
李=THAADが配備される前には、配備しないのが正しいというのが信念だった。すでに配備された後には受け入れるしかない。状況が変わってした話だ。
沈=首都圏を防御をするには開城(ケソン)辺りにTHAADを配備しなければ不可能だ。安保ポピュリズムではないのか。
尹=間違って理解している。格闘技でもわき腹、脚、腹部、頭を攻撃されれば、すべて防御しなければいけない。重層的な防御体系を構築しなければいけない。
◆候補の家族イシュー
沈=金建希(キム・ゴンヒ)氏(尹錫悦候補の夫人)が(通話録音ファイルで) 「私と夫は安熙正(アン・ヒジョン、元忠清南道知事)側」と行った。尹候補は本当に性犯罪者の安熙正氏側なのか。
尹=私の妻が誰とどんな電話をしたのかは知らない。安熙正氏や呉巨敦(オ・ゴドン)氏(元釜山市長)、朴元淳(パク・ウォンスン)氏(元ソウル市長)はすべて権力を利用した性犯罪者だと考える。
沈=なら、夫人の録音公開で被害を受けるキム・ジウン氏にこの席を借りて謝罪する用意はあるのか。
尹=謝罪する。傷ついたとすれば、私が話したことではないが、公人である妻も公的な位置にいるので、キム氏を含むすべての方に謝罪する。
沈=本心なら男女の葛藤を深める政治にも変化が必要だ。
尹=それは民主党がしているのでは。
沈=李在明候補の選挙対策本部でもキム・ジウン氏に2次加害をした人がいる。
李=なぜそのような話をするのか分からないが、権力関係を利用した暴力は当然責任を負わなければならず、主要公職をしてはいけないと考える。
◆不動産政策
安=李候補様は文在寅(ムン・ジェイン)政権の後継者なのか。
李=後継者ではない。新しい李在明政権を作ろうということだ。
安=文在寅政権の不動産点数には何点を与えられるか。
李=非常に良くない不動産政策だ。何度か謝罪した。
安=住居価格が暴騰した原因は何か。
李=供給不足と需要歪曲だ。賃貸借保護政策のためにそうなった可能性もある。
安=尹候補は兵役を終えた人の住宅購入申請に加算点5点を付与するという公約をした。申請点数の満点が何点か知っているのか」
尹=40点…。
安=84点だ。このうち3人世帯が受けることができる最高点数が64点だ。昨年のソウル地域の申請カットラインは62.6点だ。
尹=(加算点は)不動産公約というより国防政策の一環だ。兵役終了者に何らかの補償と恩恵を与えるべきだという意味で提示した公約だ。
◆年金改革
安=尹候補は「年金改革を選挙公約にすれば選挙で負けてしまう。それで具体的な年金改革案を出さない」と話した。
尹=そうだ。
安=年金改革をする考えはないのか。それとも得票にプラスにならないから言えないか。
尹=やるべきだ。時間が長くかかり、大統領選挙期間に短く方向を決めて公約として発表するにはあまりにも危険だ。国民的な合意が必要であり、超党派的にやるべきなので、政権の序盤にしなければいけない。
安=文在寅大統領は尹候補と同じような話をして、結局、5年間を無駄に過ごした。3大年金を国民年金と統合しようという案をどう思うか。
尹=国民年金の問題が深刻化しているので、もう少し検討しなければいけない問題だ。公務員年金は退職後の補償レベルだが、公務員の給料が上がる中で年金制度を改革できず、このようになった。
安=国民年金改革は誰が当選するにしても4人が共同で宣言するのはどうか。
李=よい。
尹=この席でしよう。それは選択のない問題だ。
◆THAAD(高高度防衛ミサイル)追加配備
李=中国と戦略的協力・パートナー関係を引き続き発展させていく必要がある。(韓国の)貿易の25%を中国に依存している。対中貿易黒字は年間50兆ウォン(約4兆7950億円)以上だ。なぜTHAAD追加配備で中国の反発を招いて経済をつぶそうとするのか。どこに設置するのか。
尹=THAADについて知るべきだ。今日(李候補は)L-SAMという中高度迎撃システムを開発すべきだと話した。L-SAMは40-60キロの高度で、THAADは40-150キロの高度だ。北が首都圏を狙う場合は高角発射する場合が多く、当然必要となる。
李=ブルックス元在韓米軍司令官も追加のTHAADは必要ないと言った。安保の不安を煽って票を得ようとし、経済をつぶすという指摘がある。
尹=安全保障が確実であってこそ株価が維持され、韓半島(朝鮮半島)リスクが減る。ブルックス元司令官はTHAADを低層防御システムと連係してこそ効果的だと言った。THAAD追加配備が必要ないという話はしていない。
安=李候補は中国メディアのインタビューでTHAAD配備を撤回すべきだと話したことがある。その話を撤回する用意はあるのか。
李=THAADが配備される前には、配備しないのが正しいというのが信念だった。すでに配備された後には受け入れるしかない。状況が変わってした話だ。
沈=首都圏を防御をするには開城(ケソン)辺りにTHAADを配備しなければ不可能だ。安保ポピュリズムではないのか。
尹=間違って理解している。格闘技でもわき腹、脚、腹部、頭を攻撃されれば、すべて防御しなければいけない。重層的な防御体系を構築しなければいけない。
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