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日本でも「ステルスオミクロン」感染27件確認

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
オミクロン株の亜種「BA.2」が日本でも確認された。

27日の読売新聞などによると、日本国立感染症研究所は前日に開かれた厚生労働省の新型コロナ専門家諮問会議に27件のBA.2感染事例が国内で確認されたと報告した。BA.2は一部の特定遺伝子の欠陥でPCR(遺伝子増幅)検査で判別できず「ステルスオミクロン」と呼ばれる。

英保健安全保障庁は21日、自国内の主流は従来のオミクロン株(BA.1)だが、国内外でBA.2感染が増えているとし、「調査中の変異株」に指定した。最も早い感染事例は昨年12月6日だった。


スカイニュースによると、デンマークの初期研究でステルスオミクロンの入院率が従来のオミクロン株と比べ大きな差はないという。また従来のワクチンが重症化リスクを避ける効果もステルスオミクロンに有効だと、デンマーク保健当局は判断している。

日本の感染病専門家も従来のオミクロン株に比べてBA.2は感染力が強いという見解を明らかにしながらも、もう少し綿密な研究が必要だという立場だ。

西浦博・京都大教授(理論疫学)はこの会議に提出した関連資料で、BA.2の感染力が従来の主流のBA.1と比較して18%強いという見解を示した。ただ、脇田隆字・国立感染症研究所長は入院率などで差が明確でないと述べた。

これまで英国をはじめとする40カ国以上で確認され、世界保健機構(WHO)も優先的にBA.2感染かどうか調査するよう勧告している。



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