北朝鮮が今年金日成（キム・イルソン）主席の誕生日１１０周年（太陽節）と金正日（キム・ジョンイル）総書記の誕生日８０周年（光明星節）を迎えて「大赦免」を実施すると２０日、労働党機関紙「労働新聞」が報じた。

新聞はこのような内容が盛り込まれた最高人民会議常任委員会政令が１３日付けで確定したとし、このように伝えた。

政令によると、大赦免は３０日から段階的に実施される予定だ。赦免対象は「祖国と人民の前で罪を犯し有罪判決を受けた者」と包括的に明示された。


また、内閣と該当機関が釈放された人々が社会に復帰して無事に定着し職業も持てるように「実務的対策」をたてると明らかにした。

政令は今回の措置が「以民為天」と「人民大衆第一主義」の基調の下で「国の前で罪を犯した人々も再生の道に導く有難い社会主義制度」ににともなうことだと強調した。

金正恩（キム・ジョンウン）総書記も前日、政治局会議を主宰して「偉大な首領様誕生１００周年」と「偉大な将軍様誕生８０周年」を盛大に慶祝することについて議論し、関連決定書を採択したと新聞は伝えた。新聞は「今年の太陽節と光明星節を最も喜ばしく、有意義に迎えるのは首領様の子孫、将軍様の戦死、弟子たちの当然な義務」と述べた。

また、会議で両記念日を「祖国庁舎に長い間輝く勝利と光栄の大祝典として盛大に慶祝するための党と国家機関の任務」と詳細に命令したと新聞は伝えた。