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「孫興民も中国人と言いそうな局面…刃物を持っていない強盗同然」 反中感情がさく烈=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年1月26日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が中国の習近平国家主席と電話会談をしている様子。[写真 青瓦台]

◆「屈従外交」「中国属国化」懸念高まる

このようなオンライン上の反中感情は韓中外交問題に対する積極的な意見表明としてあらわれた。特に昨年1月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と習近平国家主間の電話会談、王毅外交担当国務委員兼外交部長の韓米同盟牽制(けんせい)発言が高い関心を集めた。

韓中首脳間の電話会談に関しては、文大統領が米中覇権競争の中で中国寄りに立っているという中国傾斜論を懸念する声が多かった。関連記事のコメント1万1674件を分析して共感数基準の上位100件のコメントを選んだ結果、文大統領と共に民主党を批判する意見が54件で最も多かった。


また「(中国は)韓国を共産化させようとする下心をこのようにあからさまに見せているが、大韓民国はこれに対して手をこまぬいているのが残念だ」など韓国が中国に振り回されているという批判意見も15件だった。

文大統領が習主席との電話会談で今後30年の発展青写真を共に構想することで意見を一致させるなど韓中両国の密着に対する批判コメントも15件あった。「30年? なぜ我々が彼らと一緒にしなければならないのか。彼らは我々をパートナーだと考えていない。我々を足の下に置いているだけ」などのコメントだった。

王毅委員が昨年6月に韓国外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官との電話会談で「米国に偏った調子に振り回されてはいけない」と警告するなど、韓米同盟を牽制したことに対してはオンラインで激昂した反応が出てきた。関連記事のコメント2923件を分析して共感数基準で上位100件のコメントを選んでみると、中国の外交干渉を批判する内容が36件、中国に対する不信を表わす意見が36件あった。「まだ自分たちの属国だと思っているのだろうか。ああしろ、こうしろと生意気に」「THAAD(高高度防衛ミサイル)報復をして限韓令を出したのはいつだ。内政干渉もいいところだ」などだった。

また、韓国の対中弱腰外交を批判するコメントも15件あった。主要コメントには「鄭義溶外交部長官がいつも屈従的に対する結果ではないのか。強硬対応するべき」などがあった。


「孫興民も中国人と言いそうな局面…刃物を持っていない強盗同然」 反中感情がさく烈=韓国(1)

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